日産自動車株式会社（本社：東京都中央区銀座 社長：カルロス ゴーン）並びに全国の日産自動車各販売会社は、7月5日（水）から8月31日（木）まで「第35回（夏）ハローセーフティキャンペーン」を実施する。 本年度は、これまでの幼児、児童及び高齢者向け交通安全啓発に4つの新しい視点（1）少子高齢社会への対応、（2）歩行者の安全確保、（3）自らの意識改革、（4）ITの活用を加え、さらに交通事故データの収集・分析を充実させた、より実効性が期待できる交通安全活動とし、幼児・児童／親／高齢者の3世代が他世代への思いやりを育める、地域に根ざした草の根活動を関係団体とともに推進していく。
同社では、この「ハローセーフティキャンペーン」を春・秋の全国交通安全運動と夏休み期間中の年3回実施しており、1972年以来今回が35回目となる。

＜本年度の重点課題＞

（1）	幼児、児童とその保護者を対象に、自転車利用が交通社会の入り口となるよう、自転車を通じた「基本的な交通ルールの遵守」と「自転車の安全利用」の推進
（2）	65歳以上の高齢者を対象に、「加齢に伴う身体機能変化への気づき」と「参加・体験・実践型の交通安全教育」の推進

＜キャンペーンの主な内容＞

（1）	名　　称　　「第35回（夏）ハローセーフティキャンペーン」
（2）	期　　間　　7月5日（水）〜8月31日（木）
（3）	交通安全絵本の贈呈
	「ひらくとわかる　かんがえる絵本」（28ページ、4色、150×170mm）
	内容　： 他者の立場に立って相手を思いやる心を育めるよう、幼児の視点、高齢者の視点のダブルストーリーで構成するとともに、各ページの折り畳み部分を開くとストーリーが変化し、次の展開を予測することで危険感受性を高められるようにした。 子供向けには、自転車利用が交通社会の入り口となる機会であることから、自転車を通して基本的な交通ルールを学べる内容とした。また、高齢者向けには、孫に読み聞かせながら自らも交通ルールが再確認できる内容とした。 対象　： 保育園児、幼稚園児、小学校低学年（3〜8歳）、及び高齢者（65歳以上） ポイント　： 幼児・児童向け「飛び出しの危険性」、「幼児向け自転車用ヘルメットの着用」 高齢者向け「身体機能変化への気づき」、「信号の遵守」 部数　： 60万部 30万部は、同社事業所及び日産販売会社各拠点（約3,100箇所）から全国の幼稚園保育園等の教育団体に贈呈し、直接的な交通安全活動を実施する。また、残り30万部は、財）全日本交通安全協会等に一括寄贈し、全国各地での交通安全活動に活用される。

（4）

事故予防ポイントスクリーンセーバー第2弾のインターネット配信 本年度の（春）ハローセーフティキャンペーンでは、幼児・児童に対する啓発教材として、パーソナルコンピューター用スクリーンセーバー（ディスプレイ画面焼付防止）ならではの連続的な画像表示切替え特性を活かし、幼児・児童の事故原因の第1位である「飛び出しの危険性」について、啓発スクリーンセーバーを制作した。 今回は、「信号機のある所での正しい渡り方」について、スクリーンセーバーを5画面で構成し、青信号点滅時に潜む危険性を学べる内容とし、当社ホームページからダウンロードできる。 対象：保育園・幼稚園児、小学校低学年（3〜8歳）とその保護者 ホームページアドレス http://www.nissan.co.jp/KIDS/MOVIE2/

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