ダイハツ工業株式会社(以下 ダイハツ)と独立行政法人 日本原子力研究開発機構(以下 原子力機構)の協力による「『インテリジェント触媒』の開発」が、このたび内閣府など※1が主催する産学官連携推進功労者表彰の「日本学術会議会長賞」を受賞した。 この賞は、産学官の連携で成果を上げた大学、企業等(公的研究機関を含む)を対象とし、学術の視点から特に顕著な功績または功労があったと認められるものへ贈られる賞である。今回、文部科学省の推薦によりノミネートされ、内閣府内の選考委員会における審査の結果、日本学術会議会長賞に選ばれた。 <表彰対象者> ・ 原子力機構 関西光科学研究所 副主任研究員 西畑 保雄 氏 ・ ダイハツ 材料技術部 エグゼクティブ・テクニカル・エキスパート 田中 裕久 <受賞理由> 「インテリジェント触媒※2」は、原子力機構の大型放射光施設SPring−8を用いた新しい科学的原理の発見と、その原理に基づいたダイハツによる新しい工業製品の開発により、2002年に実用化されたもので、以下の点が受賞理由として挙げられている。
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