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フォード・エクスプローラー・スポーツ トラック登場
2007/06/20

フォード・ジャパン・リミテッド(本社:東京都港区虎ノ門4-3-13、代表取締役社長:ランディ・クリーガー)は、新型エクスプローラー・スポーツ トラック(Explorer Sport Trac以下、「スポーツ トラック」)を日本に導入し、6月20日(水)より全国のフォード販売会社を通じて発売を開始する。


スポーツ トラックは、正統派アメリカンSUVとして評価の高いエクスプローラーをベースとして高い走行性能、快適性、安全性をそのままに、ベッド(荷台)の多用途性、機能性を融合させた全く新しいタイプのSUVであり、トラックとは明確に一線を画すものである。
価格は398万円(消費税込み)

スポーツ トラックは、SUVとオープンカーゴスペースのニーズを取り入れて開発が進められ、2001年米国で初代モデルが誕生し、SUVの分野に新たなカテゴリーを創り出した。タフでありながら多様性を持ち、冒険心に富んでいるところから、スポーツ トラック(Sport Trac)と命名された。今回日本に導入されるスポーツ トラックは2006年に発表された2世代目のモデルである。フォード・ジャパンでは、このスポーツ トラックを戦略的な車種として日本市場導入を決定、エクスプローラー・ブランドの強化を図るとともに、フォードのブランド・イメージの明確化を図る。

ラインナップは、力強さとスポーティーさを兼ね備えたXLTグレードを設定し、スポーツ トラックのイメージ構築を図る。カラーラインナップは、標準仕様色としてブラックを用意、ユーザーのより多様なニーズに対応するため、受注生産色として3色の特別仕様色(レッドファイヤーメタリック、シルバーバーチメタリック、プエブロゴールドメタリック)も取り揃えている。

今回導入されるスポーツ トラック XLTはエクスプローラー XLTと同様のV6 4リッター SOHCエンジンを搭載し、高い走行性能と安全性を誇る。スポーツ トラック最大の特徴は、ベッドを備えたスタイリングで、既存のカテゴリーには属さない強い個性を主張している。3ヵ所の収納スペースや12V電源ソケット、ロープなどで荷物を固定させるタイダウンフック、取り外し可能な2分割のロック機能付きハードトノカバーを標準装備するなど、ユーザーに高い実用性と多彩な活用方法の選択肢を提供する。


さらに、ベッドだけでなく、スポーツ トラックのユーザーを考慮した、独自の工夫を取り入れている。例えば、インテリアの床には、ラバー製素材「TuflorTM」を採用し、泥や汚れを簡単に落とすことができ、かつ優れた遮音効果によりロードノイズを低減させることで快適な車内環境を実現している。ダイナミックな走りを支えるシャシーにおいても、ホイールベースを現行エクスプローラーから425mm延長したほか、ドライビングシャフトの2ピース構造化、それにともなうハンガーの設置、重量配分の変化に合わせてスプリングやスタビライザーを硬めにセッティングするなど、スポーツ トラック独自のチューニングも施している。

フォード・ジャパンでは、現在、フォード・ブランドのコアコンセプト「Make Every Day Exciting」のもと、エキサイティングな商品やサービスを提供することで、ブランド・ポジションの明確化および強化を推進している。エクスプローラー・スポーツ トラックは、「Freedom(自由)」「Adventure Spirit(冒険心あふれる)」を具現化したモデルとして、日々の暮らしにエキサイトメントを提供していく。

【主な特長】
力強さと洗練性、機能性を実現したエクステリア・デザイン
エクステリアは「力強さと洗練」というコンセプトに基づき、SUVやピックアップトラックのタフなイメージと、エクスプローラーがもつ洗練性を兼ね備えている。Bピラーより前はひと目でエクスプローラーとわかる力強いデザインを継承し、それ以降はスポーツ トラック独自のデザインを採用。Cピラーはキャビンとベッドを分ける役割を果たしながら、なだらかなアーチを描き両者をスムーズにつなぎ、全体的に一体感をもたせている。さらに、トレッド(フロント:1,550mm、リア:1,580mm)をエクスプローラーと同じくワイドに、ホイールベースは3,315mm (425mm延長)と延長することで、広い室内空間とカーゴスペースを保つと同時に、安定感のある本物のアメリカンSUVとしてのスタイリングを実現した。大きく張り出したホイールアーチと17インチの大径ホイールもタフなイメージ形成に寄与している。これらの各要素はエクスプローラーやピックアップに代表されるフォードのDNAを強く受け継いだものである。

エクスプローラー Eddie BauerやF-150をはじめとするピックアップトラックシリーズに採用されている3本バーのフロントグリル
エクスプローラーのデザインを継承した、幾何学的なデザインのヘッドランプ、バンパーと一体化したターンシグナルランプ
フロントグリル中央にオーバーライドセクションを設けてオーバーハングを短縮し取り回しのしやすさに配慮
キャビンスペースとベッドを区切る役目を果たしながら、なだらかなアーチを描いてつなぎ、リアシートの居住性の高さを視覚的にもアピールしたCピラー
バンパー下部と同色マットブラックの大きく張り出したホイールアーチ
存在感のあるデザインのルーフレール
高めに設定したベッド上端ライン、ボンネット、サイドウィンドーがつくりだす一体感のあるサイドビュー
太いロープやフックなどを容易に固定できるだけでなく、力強さを演出するデザイン要素となるタイダウンフック(片側3ヵ所、合計6ヵ所)
デザイン上のアクセントとなる上に滑りにくくする効果を備えた、格子状の溝が刻まれたサイドステップとリアバンパー
F-150をはじめとするフルサイズピックアップトラックのデザインを継承したリアゲート
リアからサイドにのびる大型のリアコンビネーションランプ


多彩な選択肢を提供するベッド(荷台)
スポーツ トラックの最大の特徴であるベッド(荷台)は、独自のスタイリングを創造するデザイン上のアイデンティティであるとともに、ユーザーの使い方次第で可能性や選択肢を拡げることのできる、既存の概念にとらわれないフレキシブルな収納スペースである。最良の素材や製造工法、使用時の様々なシチュエーションを考慮した機能を追求したことで、画期的かつ実用性の高いベッドが誕生した。

ベッドの素材に複合素材SMC(シート・モールディング・コンパウンド)を使用し、耐腐食性と軽量化を実現
ハイドロフォーミング工法で成型したリアゲート周辺のU字型スチール製ビームを採用し、高い剛性を実現
強度試験には、フォードのピックアップトラックシリーズと同じ「ビルト・フォード・タフ」基準を使用
リアゲートの両内側に350ml缶を8個収納できる小型ボックスを各1つずつ、ヘッドボード寄りにベッド幅同等の大型ボックスを1つ、合計3つの一体成型収納ボックスを装備
収納ボックス内側には排水のためのドレーンプラグを装備
天候の変化への対応や盗難防止の役割を果たすロック機能付ハードトノカバーを標準装備。ハードトノカバーは中央にヒンジを内蔵しており、前後の個別開閉およびトノカバー自体の取り外しが可能
ベッド内側に12V電源ソケット装備
太いロープやフックを固定する片側3ヵ所、合計6ヵ所のタイダウンフック


独自素材を採用した快適なインテリア
インテリアはエクスプローラーと同様の優れた快適性と高い質感を備えた上で、スポーツ トラック独自の要素を取り入れている。内装素材やパワートレイン、シャシーにいたるまで、車両のあらゆる部分までこだわり、NVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)を低減させているエクスプローラーを継承しており、さらにスポーツ トラックの構造上、キャビンの外にリアホイールハウスがあることからも優れた静粛性を実現している。

メーターやエアコンのルーバーにクロームリングを施し、上質感を演出
インテリアのアクセントとしてカーボン調センターパネルを装着し、スポーティーさを強調
乗員が自然に手を伸ばした位置に取り付けた独特の形状のドア・リリース・ハンドル
泥や汚れを簡単に落とすことができ、遮音効果のあるブラックラバー製の素材「TuflorTM」を床に採用
60:40の分割可倒式クロス張りリアシート
スイッチをいれるとガラス面の凍結や曇りを除去するヒーテッド・ミラー連動ヒーテッド・ウィンドー・シールドを採用


オンロード、オフロードを問わない高い走破性
スポーツ トラックには、エクスプローラーと同様、高いパフォーマンスと環境性能を兼ね備えたV6 4.0L SOHCエンジンを搭載している。最高出力157kW(213ps)/5,100rpm、最大トルク344N・m(35.1kg-m)/3,700rpmを発揮し、低回転域から高回転域までフラットなトルクを発生する。さらにアイドリング時のNVH低減を実現している。

シャシー
シャシーは、騒音や振動の遮断に有利なラダーフレームで、フレームレール部分にクロスメンバーを貫通させ、その部分を完全に溶接する「チューブ・スルー・チューブ・デザイン」を採用。ジョイント部分の高い剛性により、スムーズな乗り心地、シャープでレスポンスのよいハンドリング性能を実現。ホイールベースを現行エクスプローラーから425mm延長したほか、ドライビングシャフトの2ピース構造化、それにともなうハンガーの設置、重量配分の変化に合わせてスプリングやスタビライザーを硬めにするなど、スポーツトラック独自のチューニングも施している。

サスペンション
4輪独立懸架式ショート&ロングアームサスペンションを採用。フロントはコイルオーバーショック付ショート&ロングアームタイプのダブルウィッシュボーンで、リアはトレーリングアーム付となっており、ショック・アブソーバーはモノ・チューブ式を採用している。不快な衝撃を軽減し、乗り心地をより快適にするとともに、高レベルでのボディ・コントロールを実現している。

ブレーキ
フロント305mm×30mm、リア301mm×12mmの大径ローターを用いた4輪ディスク・ブレーキを採用。4センサー・4チャンネル式で緻密な制御をするABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、ブレーキング時にタイヤのグリップ力をモニターし4輪に最適な制動力を配分するEBD(電子制御式制動力配分システム)、および電子制御ブレーキ・アシストを標準装備。


先進テクノロジーを駆使した安全性能
スポーツトラックは2006年にNHTSA(米国高速道路交通安全局)の前面・側面衝突試験において最高レベルの5つ星を獲得するなど、安全性能の高さが証明されている。

アクティブ・セーフティにおいては、フォード独自の車両安定化技術であるロール・スタビリティ・コントロールTM付きアドバンストラック®があげられる。アドバンストラックはフォード独自の車両安定化技術で、ドライバーのステアリング、アクセル、ブレーキ等の各操作と、それに対応する横揺れ、横方向加速度、ホイール回転速度などの車両の動きを監視し、意図的にアンダーステアやオーバーステアを発生させることで、車両の安定を確保するものである。
ロール・スタビリティ・コントロールとは、超小型ジャイロスコープセンサーが車両のロール角やロール率を判定し、車両の安定性を監視するシステムである。

パッシブ・セーフティにおいては、万一のアクシデントの場合には、衝撃力のみならず、乗員の体型、運転姿勢によって、エアバッグの制御を行う。デュアルステージフロントエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、フロントシート・サイドエアバッグが作動し、側面衝突の際にも乗員を保護する。

スポーツ トラックに標準装備されている先進安全技術
  • ロール・スタビリティ・コントロールTM付きアドバンストラック®
    横揺れ、横方向加速度、ホイール回転速度、ロール角、ロール加速度などの車両の動きを監視し、意図的にアンダーステアやオーバーステアを発生させることで車両の安定性を確保する。
     
  • アドバンスド・レストレイント・モジュールおよびデュアル・フロントクラッシュセンサー
    運転席、助手席に座っている乗員の姿勢、身長や衝突時の速度、衝撃度などを判断し、最適な保護を実現
     
  • 5段階乗員検知システム(助手席)
    助手席の乗員の状態を「乗員なし」「子供」「背が低い大人」「中背の大人」「背が高い大人」の5段階で判断し、高精度な情報をアドバンスド・レストレイント・モジュールに伝達
     
  • 助手席フロントエアバッグ
    必要に応じて助手席のエアバッグのサイズおよび形を調節
     
  • フロントシート・サイドエアバッグ
    側面衝突の際の乗員胸部を保護
     
  • アダプティブ・エアバッグ・ベンティング
    エアバッグから排出されるガス量を、通気孔の開閉時間を変えて調整
     
  • アダプティブ・ストローク・ステアリングコラム
    運転席のエアバッグに力がかかるとそのエネルギーを吸収し衝撃を緩和
     
  • アダプティブ・ロード・リミッティング・セーフティベルト・リトラクター
    シートベルトの引き出し量とタイミングを自動的にコントロールし、衝突時のエネルギーを適宜調整しつつ、乗員にかかる負荷を軽減
     


【ボディカラー/インテリアカラー】
機種名 ボディカラー バンパー/
ホイールアーチモールディング
インテリアカラー シート素材
XLT ブラック マットブラック ストーン クロス
レッドファイアー
Me*
シルバーバーチ
Me*
プエブロゴールド
Me*
*Me・・・メタリック
*・・・受注生産

【全国希望小売価格(消費税込み)】
機種名 ハンドル 乗車定員 エンジン ミッション 全国希望小売価格
(円)
XLT 5名 V6 4.0 SOHC 5速AT 3,980,000円


【発売開始日】
2007年6月20日(水)


【店頭展示会】
2007年7月7日(土)〜 8日(日)

以上、メディアリリースより
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