HRI-JPは2005年6月にイネの収穫量を増加させる遺伝子を解明したが、この成果である「多収性コシヒカリ」に対してもPSR1遺伝子による培養特性の向上が可能となる。更には同様に培養困難なために品種改良が進まなかった他の穀物、作物への応用展開も期待される。この成果はアメリカ科学アカデミー刊行のPNAS誌(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)のオンライン版に今週から掲載され、その後8月16日に発行される本誌に掲載される予定である。