ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉市美浜区中瀬1-10-2、代表取締役:ヘスス・コルドバ)は、BMW及びMINIの自動車補修用塗料を、有機溶剤系から水性への変更を推進するため、BMW Group Japanの正規ディーラーであるセントラル自動車技研株式会社(本社:埼玉県川口市末広1丁目11番2号、代表取締役社長:田中 徳尚、資本金:2千百万円、設立:昭和39年3月)を初の水性塗料導入パイロットディーラーとすると発表しました。
BMW Groupでは世界のほぼ全部の工場で地域環境、地球環境、周辺住民および作業者への衛生環境の面から、従来の有機溶剤系塗料から水性塗料への切り替えを1990年代に実施済みで、日本においてもBMW新車整備センターでは補修用塗料は全色2002年に水性塗料に変更済みです。現在開発中の補修用水性クリア・コーティングに関しても、車両生産に於いてはクリア粉体塗装を既に使用しており、これは塗布の際に水も有機溶剤も必要とせず、廃液もなく化学処理も必要としません。また過剰な粉体塗料は回収され再利用されるため、100%の塗装効率が可能です。
BMW Group Japanでは、BMW Group の企業戦略としてのサスティナビリティ、すなわちリソースを効率的に利用し、環境や働く人への配慮を重視した、社会的責任ある活動をおこないながら、持続的な経済的成長を達成するために努力する、これらを日本でも展開していきます。アフターセールス部門では、補修用水性塗料導入を契機に、今後ドイツでは導入済みの、”Color System”という自社ブランドの補修塗料を導入し、アフターセールス・マーケティング活動、ディーラー収益向上活動を推進していきます。