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日産自動車 新しいデザインセンターを公開
2006/12/12

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)はこの度、神奈川県厚木市の同社テクニカルセンター内にあるデザインセンターをリニューアルし、マスコミに初公開した。


この新しいデザインセンター建設は同社が2001年以降行ってきたグローバルでのデザイン開発施設のリニューアルの一環であり、日産デザインの中枢機能を担う今回のリニューアルによりその集大成を迎える。
総面積はこれまでの施設の約1.5倍となる42,000平方メートルを有し、600人強のスタッフが働いている。

デザイン本部を統括する常務執行役員 チーフクリエイティブオフィサーの中村史郎は、「我々はこれまで『世界をリードするデザインで強いブランドを確立する』というスローガンのもと、様々な取り組みを行ってきました。今回の一連の投資はこれまでの流れをさらに加速させ、未来に向けて更なる進化(Super Evolution)をとげるための重要な投資であり、今後も自動車デザインの世界を我々がリードしていくという強い意思の表れでもあります。」とコメントしている。


今回の厚木の新しいデザインセンターは、「Collaboration & Communication」というテーマのもと、デザイン部門内の各機能間の連携強化だけでなく、商品企画、開発部門、サプライヤーといったデザイン開発に携わるデザイン本部外のメンバーとの連携をより効率的かつ効果的に行えるよう設計されている。建物内はプロジェクト毎にゾーニングされており、効率的に作業を進められるよう工夫されている他、施設内にはデザイナーの創造力を最大限発揮できるような環境づくりが随所になされている。

また、同施設は競争力を高めるために全社的に取り組んでいるデジタル開発プロセスの推進にも対応した設備となっており、これにより、お客様のニーズをより的確に捉えた魅力的な商品をご提供できるものと考えている。


現在、日産のデザイン施設はスタジオ機能を持つ施設が国内に2箇所(厚木、原宿)、米国に2箇所(サンディエゴ、デトロイト)、英国に1箇所(ロンドン)、台湾に1箇所(苗栗縣)の計6箇所ある。それぞれのデザイン施設はグローバルで一環したデザインメッセージを発信すべく、日々連携を深めながらデザイン活動を行っている。

以上、プレスリリースより


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