開発・生産におけるビジネス・パートナーシップが成立 ミュンヘン発(2007年12月5日): MINIの新型スポーツ・アクティビティー・ビークル(SAV)の生産をMagna Steyr Fahrzeugtechnik社(マグナ・シュタイア・ファーツォイクテクニク、オーストリア・グラーツ市)に委託することが決定しました。MINIデザイン部門とBMWグループのエンジニアリング部門らが開発を行い、製品化および生産をMagna Steyr Fahrzeugtechnik社が受け持ちます。 BMWグループにとって、Magna Steyr社との提携は新車投入による利益ある成長を効率的に実現させる手段となります。 MINI SAVの生産委託によってBMWグループの生産ネットワークにおける柔軟性が拡大しました。これにより、主力の英国オックスフォード工場では当面の生産能力26万台を3つの主要モデル、MINI、MINIコンバーチブルおよびMINI Clubman(クラブマン)へ集中することが可能となります。つまり、MINI SAV生産の外注化は、MINIブランドのさらなる普及につながると言えます。BMW本社の取締役生産担当のFrank-Peter Arndt(フランク-ペーター・アーント)氏は、「Magna Steyrを生産工場として利用することで、当社は独自の生産ネットワークを確立し、市場の需要に柔軟に対応できるようになりました。さらに、MINI SAVのより迅速な市場投入が可能になります。」と、そのメリットを説明しています。 Magna Steyr社は、好調なBMW X3の生産実績がすでに示しているように、BMWグループにとって、よきビジネス・パートナーです。この新たな契約について、Magna International(マグナ・インターナショナル)の共同CEOであるSiegfried Wolf(ジーグフリード・ウルフ)氏は、 「BMWグループとのパートナーシップのおかげで、当社の実績が認められることになります。この実りある、長期的な協力関係が当社のさらなる成功、飛躍につながることに従業員たちは大きな喜びを感じています。今までも、そしてこれからも当社はBMWグループの期待に添うことができるよう本プロジェクトに従事してゆく所存です。」と、コメントしています。 これまでのパートナーシップ同様、MINI SAVのブランドやコンセプトにかかわることはすべてBMWグループが決定します。またドライブ・トレイン開発の大部分はBMWグループが担います。BMWグループがサプライヤーとの契約をまとめる一方で、Magna Steyr社は量産後の変更を担うというシステムが成立します。MINIの開発担当者はMINIらしさを保証します。 製品および生産についての詳細は市場投入に先立ってお知らせする予定です。 以上、プレスリリースより マグナシュタイアはBMWのみならず、いろんなクルマを作る会社として有名ですね。Gクラスとか、300Cとか。MINIのSAVは、クロカン性能はそこそこに抑えてあるということですが、それが何を実現し提案するためのものなのか、興味深深です。(元3)
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