三菱自動車(所在地:東京都港区 社長:益子修 以下、MMC)とPSAプジョー・シトロエン社(所在地:フランス パリ市 会長:クリスチャン・ストレフ 以下、PSA)は本日、両社の新たな協業事業として、ロシアでプジョーブランド、シトロエンブランド、及び三菱ブランドの車両を生産するための合弁事業に関する基本契約を締結したと発表した。 車両組立工場は、2011年の操業開始に向け、モスクワ市の南西180キロメートルに位置するカルーガ州に建設を予定している。生産能力は年産16万台となる見通しで、三菱、プジョー、及びシトロエンブランドの中型SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)と、プジョー及びシトロエンブランドの中型乗用車を生産する計画である。工場の起工式は、本年6月10日に建設予定地で行われる予定である。 ロシアにおける市場販売シェア50%を占める中型乗用車と、将来も大きな成長が期待できるSUVという2つの成長セグメントの車両を現地組立工場で生産することは、ロシアで販売拡大を目指す両社にとって最も有効な手段となる。また、この合弁事業に関する締結は、ロシアを重要な成長市場と位置づけている両社間の関係をより強化するものである。 これまで両社は2005年に欧州市場向けSUVの供給契約を締結し、現在、欧州市場で成功を収めている。 以上、プレスリリースより
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