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BMWを安心かつ手ごろに買う方法
港北エリアでBMWを持つというライフスタイルへの安心できる近道を紹介 | 2006/05/08 |
■BMW 760 Li
現金販売価格 |
998万円 |
※納車前整備費用含む(消費税抜き車両価格9,504,761円) |
ボディ・カラー/仕様/装備等 |
・チタンシルバーメタリック
・アロイホイール
・マルチファンクションステアリングホイール
・DVDチェンジャー |
・レザーシート+F&Rシートヒーティング
・サンルーフ
・後席モニター
・サービスフリーウェイ加入可 |
走行距離数 |
5,000km |
初年度登録(検査)年月 |
2004年 12月 |
車検証有効期限 |
2007年 12月 |
点検整備記録簿 |
有(12ヶ月) |
修復歴 |
無 |
保証(2年延長可) |
部分有(1年間走行無制限) |
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BMW760LiのV12は特殊だ。ガソリンエンジン初のコモンレール式直噴機構を備えたバルブトロニックエンジン。ここが前ページで記述したアルピナのシステムとは整合しにくい部分だと考える。燃焼室の吸気ポート付近にインジェクタが配置され、ピストン形状も含めて燃焼室形状を最適化している。ここをより最適化するには、直噴式の爆発について理解する必要がある。少し時間が足りなかったのではないだろうか。直噴式のメリットは、噴霧された燃料が前工程で熱を持った燃焼室を冷却することにもある。このメリットによって圧縮比を11.3:1まで引き上げることができ、その結果高級サルーンとしては例のない454馬力という数字を自然吸気で達成した。
ロングボディのこのクルマは、間違いなくショーファードリブンカーのスタイルなのだが、運転してみれば間違いなくドライバーズカーであり、大きなサルーンであってもBMWの「駆け抜ける喜び」が貫かれている。吸気制御や燃料噴射が燃焼室の間近で行われることによって、操作に対するレスポンスを向上させ、運転中の操作入力に対して正確に反応する。実際に19インチのホイールを履かせたこのクルマは、前期型となった今でも硬質な空気感を放ち、見るものを圧倒し、世代が変わったとかそういうことを些末なことに思わせる。
この後席内装を見れば、走る歓びがあったとしても、主人公はリアシートに座るのだと感じさせる。Bピラーに設けられた開口部以外に、天井にも吹き出し口が設けられたリアシート用のエアコン。オプションのリアシート用i-Driveで、フロントとは独立して制御、視聴ができる。ヘッドホン端子を利用すれば、誰にも気兼ねすることなく自分の世界に没頭できる。リアセンターアームレストを倒せば、大好きな銘柄のシャンペインを楽しむことすら可能だ。そして気がつけば圧倒されるのは周囲をめぐるウッドトリムの象嵌細工。格調高い空間を見事に演出している。
さてこのクルマ、大事に大事に扱われてきたニコルBMWのデモカー。シルバーのボディに19インチのアロイホイールで気づいた。だからこその5,000kmという走行距離。デモカーといえどもその出番は限られていたという。
■買う さて、買うとすれば支払いはどうだろう。このクルマの諸費用にはSFWの費用が含まれている。
車両価格 |
\9,980,000 |
諸費用 |
\501,900 |
合計 |
\10,481,900 |
頭金分合計 |
\3,000,000 |
ローンご利用金額 |
\7,481,900 |
支払い回数 |
60 |
60 |
金利(実質年率) |
3.59% |
3.59% |
初回支払い |
\64,093 |
\104,893 |
毎月支払い |
\59,300 |
\101,700 |
ボーナス月加算額 |
\250,000 |
\0 |
最終回支払い分(設定残価) |
\2,376,190 |
\2,376,190 |
最終回を除く分割支払い合計 |
\6,003,493 |
\6,003,493 |
金利合計 |
\897,783 |
\897,783 |
支払金合計 |
\11,379,683 |
\11,379,683 |
まとまった金額さえ用意できれば、月々の支払いは決して大きな負荷にはならないように見える。アルピナの支払いで麻痺してしまった意見かもしれないが(笑)。デモカーとしてあつらえられたこのクルマはアクティブクルーズコントロールまで備えたフルオプション状態。まれに見るお買い得車両であることは間違いない。ボクが欲しいくらいだ。買えるわけありませんが・・・。
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