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BMWが博物館建築の国際展示ツアーに参加 - 日本の建築家の名前も
2006/09/23
ミュンヘン発(2006年9月21日発表):来年BMWミュージアムが初めての来場者を迎え入れる前に、ミュージアム自体を世界の専門家たちにお披露目します。展示ツアー「21世紀の博物館:コンセプト、プロジェクト、建築物」では、建築模型と設計図を使って、2007年からどのようにBMWブランドを体験することができるか疑似体験ができます。BMWの協賛は2006年9月20日から、ローマの国立21世紀美術館(MAXXI)での展示で行われます。
 世界的にボウル形として知られている有名な球体建築物
BMWミュージアムのコンセプトは、完全な年表ではなく、発展的なスケジュールを基本としています。BMWの物語は現在で終わるのではなく、未来に続いていくのです。このコンセプトは、現存の博物館の建築物を発展させていくことだと解釈しました。このため、天井に白と青のロゴを表し、世界的に有名な球体建築物(ボウル形として知られている)は、近隣へ拡張することによって規模を拡大しています。拡大された展示エリアは5,000㎡になります。施設内の通路、照明、広場の先駆的なシステムによって、来場者を誘導します。展示ツアーでは、BMWは大型の設計図、写真、1:87スケールの模型を駆使して、このコンセプトを展示いたします。建築模型は、施設内構造と共に新博物館施設の全景を表しています。2つ目の展示は新博物館の核となる「セントラル・スペース」の構造を明らかにしています。建築物と統合された革新的なマルチメディアは、来場者に特別な体験を提供します。
 基本構成から訪問者の動線まで再設計された
「21世紀の博物館:コンセプト、プロジェクト、建築物」は、国際的に評価の高い、ベーゼルを拠点とする展示会クリエーターの、バーゼル・アート・センター(www.artcentrebasel.com)によるものです。ワールドクラスの建築家によって始動されたプロジェクトのアイディアと計画は、スーザン・グレーブとティエリ・グレーブによって作られ、クリスティーン・ギシによって実行されました(全てバーゼル・アート・センター)。
BMW AGは新博物館の建築デザインを、シュツットガルトの「アトリエ・ブルックナー」へ委託しました。そしてベルリンのART+COMが報道会見を担当し、チューリッヒのインテグラル・リュディ・バウアーがグラフィック・デザインを担当しました。
 中央スペースは光沢処理されたガラスやLED照明から構成される
展示ツアーは今日から2010年までに4大陸の15のアート・ギャラリーにおいて、合計27のプロジェクトを展示することになります。それらがローマに到着した後には、博物館プロジェクトはリンツとリヨンで展示されます。次回のドイツでの展示は、2008年2月29日から5月までの間、ベルリン国立博物館のカルチャー・フォーラムを予定しています。そしてドイツでの最後の展示は、2010年5月からミュンヘンの新BMWミュージアムの予定です。
 新しいBMW博物館は「連続した都市道路」として1973に開発された哲学を反映する
以上、プレスクラブより
黒川紀章の、安藤忠雄の名前も連ねられた名高い建築プロジェクトの展示で、海外の日本人建築家が関わったプロジェクトも紹介される。出来れば見学したいが、日本での開催は現時点で予定されていない。残念だ。(元3)
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