2008年のジュネーブモーターショーにおいて、サーブは、2台のコンセプトカーを出展した。これは、サーブが自動車市場におけるすべての主要セグメントに参入することで、製品ラインナップの拡充を目指す同社の取り組みを示すものでもある。出展した2台のコンセプトカーは、いずれも個性的なスカンジナビア・スタイルをデザインテーマに掲げているほか、サーブの優れたターボチャージャーシステムによる最先端のバイオパワー技術を追求した、「ライトサイジング」化をさらに発展させたモデルである。
ワールドプレミア:サーブ9-Xバイオハイブリッド
未来のコンパクトカーを予感させるサーブ9-Xハイブリッドは、斬新なデザインに優れた燃費性能、そして数多くのハイテク装備などで、若年層ユーザーに強くアピールするコンセプトモデルである。
・ | エアロXおよび9-Xコンセプトのスタイリングデザインをさらに進化 |
・ | 1.4リッター(203ps)のバイオパワーエンジンに組み合わされる、ハイブリッド・パワーアシスト機構 |
・ | 革新的なデザインのコクピット |
・ | アクティブ・エアロダイナミクスの可能性を追求 |
・ | エアロXを彷彿とさせるフロントおよびインテリアデザイン |
・ | 端正かつ大胆なスタイリングデザイン |
・ | 「ライトサイジング」を追求した、2.0リッター、バイオパワーエンジン(304ps) |
・ | ドライバーの意思に素早く反応し、機敏な運動性能を誇る先進のサーブXWDシステム |
・ | サーブとサロモンの共同開発による革新的なスキー用品収納システム |