BMW Xモデル全車種に盛り込まれている際立つ特徴のひとつが、「シックスアイド・ルック(六つの目)」と呼ばれるフロント・デザインです。クリアガラスの奥にバルブとリフレクターを組み込んだ丸型ヘッドライトは左右に2個ずつ装備され、このクルマの個性にもなっています。これに加え、ヘッドライトから対角線上にあるホィールに向け、外側へ流れるライン上にフォグランプが装備されています。ボディカラーと同色の塗装が施されたバンパー下部のフロント・エプロンと同様に、このデザインが新型BMW X3のパワフルな印象をさらに高めています。また、キドニーグリルは大型化され、より躍動感あふれる力強いデザインになりました。新デザインのリヤ・コンビネーション・ライトには、発光ダイオード(LED)製ランプが使用され、夜間のデザインを際立たせるばかりでなく、昼間でも人目を引く特徴を備えています。またテールゲートからバンパーへ平行に連なるラインも独特です。新型BMW X3のパワフルな外観は、こうしたデザインからも強調されています。
サイドから見ると、ボディ下側を走るラインによって控えめにウェッジシェイプを強調しています。このラインは前後のエプロン下部側面につながり、ダイナミックに広がるラインの印象を強めています。