− 数々のニューモデルを初公開

2006年北米国際オートショー（NAIAS:デトロイトモーターショー）におけるアウディのハイライトは3つの世界初公開モデルです。

まず最初に、最高出力420psのV型10気筒5.2リッターFSIエンジンを搭載する「新型アウディS6」でプレスコンファレンスがスタートしました。この高性能セダンは、サラブレッド スポーツ カーの性能と洗練された見間違うことのないスタイリングが印象的です。このモデルに搭載されるV型10気筒5.2リッターFSIエンジンは、昨年の東京モーターショーで世界初公開された新型アウディ S8に搭載のエンジンをベースとするユニットで、最高出力420ps(309kW)/6,800rpm、最高トルクは540Nm/3,000〜4,000rpmを発生します。2,500〜5,500rpmの回転域で500Nm以上のトルクを発生するこのエンジンの重量は220kgに押さえられ、あらゆるドライビング状況において優れた駆動力を提供します。

また、コンセプトカーとして「アウディ ロードジェット コンセプト」が世界初公開されました。このモデルは全く新しいスペースコンセプトを提案し、現在のアウディのロジカルな進化、そして技術革新が余すことなく表現されたモデルであることに特徴付けられています。搭載する最高出力300psにチューンアップされたV型6気筒3.2リッターFSIエンジンは、性能、レスポンス、そして経済性のバランスをとるという先例のない革新的なコンセプトを実現しています。そして、このアウディ ロードジェット コンセプトには、エンジン縦置きモデルとしては初めての7速DSGが搭載されています。この画期的なスポーツ ギアボックスはアウディ独自のクワトロ・フルタイム4WDシステムと組み合わされます。さらに、ここ数年で生産モデルに採用される予定の革新的なエレクトロニック・システムが採用されています。
この4 ドア・ファーストバックのスタイリングはアウディ デザインの新しい特徴的な解釈が与えられています。

そして、3つ目の初公開としては、新たに開発された3.6リッターFSIエンジンを搭載したアウディ Q7です。この新型6気筒エンジンは最高出力280ps(206kW)/6,200rpm、最大トルク360Nm/2,500rpmを発生し、余裕のあるリラックスしたドライビングを提供します。6速ティプトロニック オートマチック トランスミッションとクワトロ・フルタイム4WDとの組み合わせで、この「アウディ Q7 3.6 FSI」は0〜100km/hを8.3秒で加速し、最高速度は220km/hに達します。この新しいV型6気筒エンジンは、本年半ばにヨーロッパ市場で発売されます。

新型アウディS6とアウディQ7 3.6 FSIの日本市場導入時期ならびに価格は未定です。

以上、アウディジャパン ニュースリリースより。

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