北米マツダ(Mazda North American Operations/MNAO)は2月22日(現地時間)、米国カリフォルニア州アーバイン市オレンジカウンティ消防局(OCFA)において、「マツダトリビュートハイブリッド」の納車セレモニーを行った。同車はガソリンと電気を用いて優れた環境性能を実現したSUVである。マツダは2年間の借用期限付きで10台をOCFAへ提供、ハイブリッド車の試験導入を開始する。 今後、北米マツダはこの10台を含む計30台の「トリビュートハイブリッド」車を、南カリフォルニア地域の消防関連施設に提供する。地域で親しまれている紅白の消防車カラーのトリビュートハイブリッドは、主に安全防災活動や学校での防災教育など、オレンジカウンティ消防局の日常業務で使用される予定である。 MNAO社長兼CEOのジム・オサリバンは、「北米マツダはこのトリビュートハイブリッドを通じて、地域貢献活動に寄与することができ、大変光栄に思っている。また、この2年間の提供期間に得られる走行データなどの貴重な情報を、今後のマツダのハイブリッド車の量産開発に役立てたい。」と語った。 トリビュートハイブリッドは、ベース車と比べて市街地走行燃費が74%向上しており、カリフォルニア州の Super Ultra Low Emissions Vehicle (SULEV) に加え、ガソリン車で最も厳しい排出ガス基準の Advanced Technology Partial Zero Emissions Vehicle (AT-PZEV)にも適合している。MZR2.3L エンジンとハイブリッドシステムの組み合わせにより、V6 3.0L並みの力強く滑らかな加速を実現、優れた環境性能と Zoom-Zoom な走りを両立した。 以上、ニュースリリースより
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