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キャデラックがレースで速い SCCA-GTレース ロングビーチ戦で優勝
2006/04/12

2006年4月9日
米カリフォルニア州 ロングビーチ発

SCCAスピード・ワールド・チャレンジ・GTチャンピオンシップ(以下SCCA-GT)第3戦の決勝レースで、ロン・フェローズが駆るキャデラックCTS-Vレースカーが、11のターンで構成される市街地コースの最終ラップで首位に踊り出て、優勝を果たした。チーム・キャデラックとしての出場は今シーズン初めてとなるこのレースで、フェローズは第9コーナーでそれまでトップだったマイク・マッキャンの「バイパー」を外側から抜き去り、チームに勝利をもたらした。


キャデラック CTS-V SCCA レース仕様車

フェローズにとって、SCCA-GTでの優勝は3度目。0.73秒差をつけた今回の勝利により、チーム・キャデラックはコントラクターズ・チャンピオンシップにおいても2位のダッジを5ポイント上回り、首位に立っている。アンディ・ピルグリムも、不本意な最後尾スタートにもかかわらず7位まで順位を上げ、10ラウンド中3ラウンドが終了した現在、ドライバース・チャンピオンシップでは第3位につけている。

カナダ人トップレーサー、フェローズは、「楽しいレースだった。これでキャデラックの性能がバイパーより上だと証明できただろう」と微笑んだ。彼は1993年のトランザム・シリーズにおいてもロングビーチで勝利している。フェローズは、「ロングビーチでのこれまでのレース経験が役に立ったのも間違いない。マイクが内側をブロックしてきたので、外側から行った。あのコースではラバーグリップの乗りがどの程度になるか把握していたので、思いきり行けた。それで結果が出せた。もしロングビーチが初めてのコースだったらあんなレースはしなかったかもしれない」と語った。さらに、「CTS-Vはすばらしいクルマだった。チーム・キャデラックのエンジニアとクルーに感謝したい。セッティングも最高だった。スモールブロックV8エンジンが非常にスムーズだったのでリアタイヤの操作もし易く、レース終盤に向けてブレーキを温存できた」と続けた。

24台中最後尾からのスタートになったアンディ・ピルグリムは、ラップごとに順位を上げ、最終的には7位でフィニッシュした。シリーズ規則により、ピットレーンからのスタートを強いられたピルグリムだが、最初のラップで3台をかわし、第2サーキットでは4台を抜いた。第8ラップでトップ10にくい込むと、さらに最終ラップまでに3つ順位を上げ、見事に7位入賞を果たした。

ディフェンディング・チャンピオンであるピルグリムは、「ペースラップでのスピンは完全に自分のミスだ。積極的に行き過ぎてクルマが90度ターンしてしまい、ラインに戻ることができなかった。自分で墓穴を掘ってしまった形になったが、7位に入ることができてとても幸運だったと思う」と語った。
さらにピルグリムは、「スピンの後、かなり強引に行かなければならず、クラッシュしそうになった場面も20回くらいあった。レースの終わりごろには4位も射程圏内に入った感があったが、トミー・ドリッシのコルベットを直線で抜くことができなかった。コーナーで追いついても、直線では打つ手がなかった」と振り返った。

プログラム・マネージャーのデイブ・スピッツアーは、「ここ、ロングビーチで初めて開催されたワールド・チャレンジで、チーム・キャデラックが勝利したことを大変喜んでいる。このイベントは長い伝統を持つが、このエキサイティングなレースを南カリフォルニアのレースファンにお届けすることができたことを、我々は誇りに思う。このイベントは長く私たちの記憶に残るものとなるだろう」と語った。

先週末にセント・ペテルスブルグで開催されたグランプリでは、コルベット・レーシングでフェローズのチームメイトを務めるジョニー・オコネルが2位に入っている。チーム・キャデラックのゲスト・ドライバーが表彰台に上ったのはこれで2週連続となる。

GMレーシングのロード・レーシング・グループ・マネージャーであるスティーブ・ヴェソロスキーは、「GMレーシング・ファミリーの総力を挙げて優勝経験を持つドライバーを呼び集め、オールスター・チームを結成することで、マニュファクチャラーズタイトルを狙っている。ロングビーチでの経験が豊富なフェローズを今回のレースでキャデラックCTS-Vに乗せたことは正しい選択だった。彼の経験が今日の結果につながった」と語った。

フェローズは、「セント・ペテルスブルグのレースで2位に終わった後、ジョニーは私に、ロングビーチではもう1つ上の順位を狙わなければならないと言った。最終ラップでそのことを思い出したが、その時点でそれを実現できるかどうかの確信はなかった」と語った。

しかし彼は、南カリフォルニアのレースファンの前で、それを見事に実現したのである。

<レース概要>
コース:カリフォルニア、ロングビーチ。1.968マイルの市街コース
優勝者:ロン・フェローズ、キャデラックCTS-V
レースカー2位とのタイム差:0.73 秒
平均速度:79.417 mph
ポールポジション:トミー・アーチャー、ダッジ・バイパー、1:26.346/82.051 mph

<SCCA-GTレース結果>
順位/ドライバー/マシン/ラップ
1. ロン・フェローズ、キャデラックCTS-Vレースカー、29
2. トミー・アーチャー、ダッジ・バイパー、29
3. マイク・マッキャン、ダッジ・バイパー、29
4. ルー・ジリオッティ、コルベット、29
5. ジェームス・ソフロナス、ポルシェ911、29

<SCCA-GTチャンピオンシップ順位表(10レース中3レース終了時)>

ドライバー/マシン/ポイント (カッコ内は優勝回数)
1. マイク・マッキャン、ダッジ・バイパー、74 (1)
2. ローソン・アッシェンバッハ、ポルシェ911 GT3、73 (1)
3. アンディ・ピルグリム、キャデラックCTS-Vレースカー、68
4. ルー・ジリオッティ、コルベット、65
5. ジェームス・ソフロナス、ポルシェ911 GT3、64

マニュファクチャラー/ポイント (カッコ内は優勝回数)
1. キャデラック、23 (1)
2. ダッジ、18 (1)
3. ポルシェ、14 (1)
4. シボレー、9

以上、プレスインフォーメーションより


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