【公式予選を終えてのコメント】
Dr. ヴォルクガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
結果として2回の予選をフルに使うことになりましたが、本番に向けて車両を煮詰めることができ、非常に素晴らしい結果となりました。レース用のセッティングとソフトコンパウンドタイヤでタイムを出すことができたのです。すでに公式テストでは、このタイヤで連続3〜4周はいいタイムが出せるということがわかっていました。我々は、1周しかタイムを出すチャンスがない「予選用」タイヤで他の車両にひっかかってしまうような危険を避けたかったのですが、この作戦がうまくいったということです。今日は2台とも力強い走りを見せてくれましたし、昨夜ダメージを負った1台についても素晴らしい仕事をしてくれました。フロントロー獲得は、チームスピリットを持って懸命に取り組んでくれているチーム全員に報いるものです。しかし、本当の勝負はこれからです。