トヨタ自動車(株)(本社:愛知県豊田市、社長:渡辺捷昭、以下トヨタ)は、物流におけるさらなる環境負荷低減ならびに効率化の一環として、トヨタ輸送(株)(本社:愛知県豊田市、社長:)、日本通運(株)(本社:東京都港区、社長:川合正矩)、日本貨物鉄道(株)(本社:東京都千代田区、社長:小林正明)の協力のもと、関東自動車工業(株)岩手工場向け生産用部品輸送の専用列車「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」の2列車目の運行を10月22日(月)より開始する。
トヨタは、各社の協力のもと、昨年11月より生産用部品輸送の専用列車の運行を開始しているが、今回さらなるCO2削減に向けて、名古屋南貨物駅〜盛岡貨物ターミナル駅間の約900kmの区間を走る専用列車の運行を1日1往復から2往復体制とする。これにより同区間での鉄道利用に伴うCO2排出量は、トラックによる陸上輸送と比べ年間約14,000トンの削減を見込んでいる。
なお、本年4月からは名古屋〜苫小牧間(約1,300km)での補給部品輸送においても鉄道利用を開始しており、今後とも各社協力のもと、CO2削減に向けた様々な取り組みを検討していく。
<「TOYOTA LONG PASS EXPRESS」※ 概要>
輸送区間
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名古屋南貨物駅〜盛岡貨物ターミナル駅(約900km)
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列車本数
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1日2往復
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年間運行日数
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244日(工場稼働日に合わせた運行)
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輸送個数(1列車当たり)
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31フィートコンテナ40個積載(1・2列車合計で80個)
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※ 1列車目は2006年11月15日(水)より運行開始