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アバルト近況
2008/07/10

フィアット グループ オートモービルズ社 2008年7月8日発表 プレスリリース 日本語訳

アバルトブランドのリニューアルを皆様に発表してから一年あまりがたちましたが、アバルト&C. 社は約束どおりに、一時代をつくった過去の全活動を再開し最新化することを成し遂げました。


このプロジェクトの確実性を強調するためブランドの新しい活動は、直ちにアバルト&C.社の過去の業績を最新化することを目標としました。たとえば、イタリア国内外でのレースへの参加から始まり、アバルトカップの企画、顧客ための特注自動車の整備からスタートし、一般車やコンヴァージョンキット、アバルトスタイルを反映するアクセサリーやウェアまで様々です。というのはアバルトブランドの周りでは正真正銘の新しい世界が生まれ、これは大きな成功をもたらした価値観を核としています。それはつまりデザインの革新、最先端素材の活用や細部への配慮です。これらすべての根底には自動車への真の情熱があります。しかし人間とテクノロジーの財産であることは忘れてはいません。

アバルトの技術者たちは半世紀以上前の当初から、アバルトの特徴である独自性に焦点をあててきました。それは一般車市場に自動車レースの経験を活用することです。そもそも、ガッツのある車、挑戦、熱意、感動の代名詞であり続けるアバルトは、すべてのモータースポーツファンに夢をもたらすために戻ってきました。例えば、昨年9月にはGrande Puntoが発売され、そして今フィアットグループの壮大なプロジェクトに新たなひとこまを飾るのは最新の500 Abarthです。


カルロ・アバルトが最初につくったクリアで強力なアプローチは、現在でも新型車のプロジェクトや製造において、またブランドの全活動の発展の中に息づいています。この目標に到達するためにアバルトは、スポーツ車コンポーネントの分野におけるリーダー的企業との協力を活用しています。その主な企業はBrembo社、BMC社、 Sabelt社、 FPT(Fiat Powertrain Technologies)社や、Magneti Marelli社です。これらの企業はアバルト社にとって大切なパートナーであり、国際的な活動をしています。その製品を通して性能および安全のもっとも高いレベルを保障している企業です。これはまさにアバルト哲学を完全に守ることになるのです。

しかし新アバルト社は、何よりもまず正真正銘の企業となっています。Luca De Meoを社長およびCEOとする綿密な組織を持ち、自身の本社および生産(工場)を持ち、幅広い製品を提供し、4つのレベル、つまりフラッグシップストア、代理店、専門技術者、およびサービス工場に分けられている専用の流通ネットワークを誇っています。


この営業ネットワークの組織はブランドの3つの大事な価値、つまりスポーツ性、本物志向、クライアントとの関係、を核としています。顧客に真の「ショッピング」を体験していただくために、販売店のセッティングは細部まで配慮され、そのスタイルがアバルトの世界、つまりアバルトの歴史、スポーツカー、コンヴァージョンキット、アクセサリー、マーチャンダイジングおよびレーシングの世界を集約したユニークで共通のスタイルに従っています。

新アバルトの拡大はまさに「アバルトリズム」ともいえる数字を示しています。ヨーロッパではすでにイタリア、ドイツ、イギリス、フランス、スイス、オーストリア、オランダ、ギリシャで80以上の代理店が活動しています。今年中にベルギー、ポルトガル、スペイン、ポーランド各市場における代理店を置くことで、セールスネットワークが完成する予定です。これによってヨーロッパでは100件の代理店、ほぼ同数の公式技術者、および200件ほどの認定工場の目標達成が確認できます。しかし2009年初頭からヨーロッパ以外、特に日本の市場への拡大が予定されています。


この販売ネットワークと技術ネットワークは極めて固有であり、Grande Punto Abarth 1.4 Turbo T-Jet 155 CVの大きな成功に貢献したに違いありません。現に最初の9ヶ月の間に2000台もの車が販売されました。

また、忘れてはならないのはGrande Punto Abarth 1.4 Turbo T-Jet 155 CV専用の2つのコンヴァージョンキットの販売開始が2008年の5月から始まったことです。この2つのキットの名前はそれぞれ「Assetto」と「esseesse」です。後者はエンジン改造も含み、これにより自動車の出力は180馬力まで増大します。販売開始から2ヶ月だけで500キット売ることができました。

また顧客の年齢層が大変意義深い現象を示しています。顧客の60%以上は30歳以下の人たちで、一方アバルトの顧客の30%以上は、初めてフィアット社製品を購入した人々です。これらの数字からもアバルトプロジェクトの有効性が強調され、また完全な安全性を保ちながら手ごろな値段でスポーティーな世界に入ることができる、というもう一つの歴史上のアバルトの価値観が変化していないことが示されています。


今日、捨てがたい過去に完全な敬意を表すことからスタートする歩みを引き続き担うのは最新の500 Abarthです。それと同時に今日いまだに自動車ファンに感動を与えるScorpione(さそり)という伝説をあらわす、勝利、スタイル、シンボルなどの世界を未来へ投影することになるのも最新500 Abarthなのです。

2008年7月10日 トリノ発

以上、プレスリリースより


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