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ALPINA B5 内覧会開催
日本に登場したALPINA B5の乗らずにわかる部分をレポートする | 2005/07/31 |
■ALPINA ROADSTER
こちらはZ4のアルピナ版、ロードスターだ。この車両もフロントスポイラーはバンパー開口部から独自のものになっている。実はロードスターには「S」と「Classic」の2つのグレードがある。画像のモデルはクラシックだ。違いは、クラシックがアルピナクラシックホイールになることと、ダッシュパネルがZ4同様ブラッシュドパネルになることだ。「S」ではアルピナダイナミックホイールとステッチの入ったダッシュパネルになっている。
リアに目を移すと、「ALPINA」、「ROADSTER」のバッジが美しい。この画像ではお分かりいただけないが、実は左右シート間に設置されたウィンドディフレクターには、薄っすらとアルピナマークが入れられている。Z4から比べると、ほとんど手の入っていない後方の眺めだが、オリジナルのボリューム感はアルピナブランドにおいても魅力を存分に発揮していると思う。
このクルマの簡単な説明として、Z4のMT版という言葉を聞くが、見た目にはそうかもしれない。アルピナと聞けばスウィッチトロニックと答えたいところだが、このクルマのステアリングにはスイッチはない。着座してクラッチペダルを踏み込んだところ、このクルマにはペダルストッパーが装着されており、奥で確実に動きの止まる場所があった。残念ながらZ4のMTは日本未導入であるため、これがZ4由来のものなのかは不明だ。搭載されるエンジンは熟成の3,346cc6気筒エンジン。0-100km/h加速は5.3秒だ。しかしロードスターボディーには、動力性能だけでは語れない楽しみがあり、これ以上のことが知りたければ、カタログ集めなど意味がない。乗ってどう思うか。それだけだと思う。
ロードスターSの価格は9,240,000円、ロードスタークラシックの価格は8,337,000円で、クラシックの価格は大バーゲン価格になっている。
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