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港北ニュータウンのレクサス
港北エリアに3つあるレクサスより都筑区にある2店舗を紹介 | 2005/09/19 |
■IS発見
ISがすでにいた。センター北にはIS250が試乗できる状態で、都筑見花山には誰もが触れられる状態でIS350が展示してあった。実際の発表日は9月28日に設定されているが、超先行公開されている。おそらく全国のレクサス店において共通した事象ではないだろうか。まずチェックしたのはフロントブレーキキャリパー。GSと共通に見えるキャリパーで、17インチホイールによる制限ギリギリまで使い切ったサイズになっている。このことはリア側についても同様で、セダンのリアブレーキとしてはかなり大きいブレーキディスクが装備されている。リアのブレーキキャリパーも16インチホイールでは干渉してしまうのではないだろうか。
リアにはセンターにレクサスバッジがあり、さらに左には「LEXUS」のバッジが与えられている。こうしてぐるりと見渡して目に付いたのは、タイヤが前後異径サイズであること。フロントは225/45R17と、プレミアムDセグメントとしてはごくごく順当なサイズだが、リアは245/45R17と外径が大きくなっている。この設計は2人乗りスポーツカーとしては当たり前でも、セダンとしては珍しいものだ。通常セダンでは、リアが太くなれば扁平率を落として、サイドウォールの高さが前後同じになるよう調整する。何を意図してこうなったのか、少し興味をそそられる。試乗して分かるものでもないだけに、メディアでのIS情報に注意したい。
エンジン始動はプッシュボタン式で、スロットルペダルは吊り下げ式である。マニュアルモードを持つ6速ATはステアリングホイール付近にパドルが装備されている。パーキングブレーキは足踏み式で、スポーツの定義をクルマに求める向きには評判が悪いタイプだが、運転中に左足を器用に使う人以外にはあまり問題になることではないだろう。シートは全車電動で3つのセッティングをメモリーできる。装備は充実しており、グレード間での差はほとんどない。旧来のヒエラルキーに属しないポジションにいるクルマだ。
レクサスの試乗はホームページ上完全予約制に見えるが、ポンと立ち寄った際に試乗車が空いていれば、試乗は可能だそうだ。販売開始前に乗ったなら、クルマ好きにはちょっとしたステータスかもしれませんよ?
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