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LEXUS GSは他の峰から頂点に立った
レクサスがトヨタだから?それが何?トヨタコンプレックス? | 2005/09/27 |
■はじめに
Web媒体で情報提供する当サイトとしては、同じくWebで情報を提供する皆さんのインプレッションを拝見させていただいてきた。低速域でのドライバビリティーが云々、高速では云々。ホントに?低速域は日本車の独壇場でしょ?高速って何キロで走った?どうも見るからに2弦と3弦と4弦が切れたベースで、必死に22フレットあたりまで駆使して演奏してる感じ。オレが乗る。そして乗った。よーく読め。
GSというクルマは、日本ではアリストとして売られてきた話とか、今回で何代目とか、初代は誰がデザインしたといわれているとか、そんな話は一切忘れてほしい。まあ知っていてもいいが、たとえば日本車には歴史がないために云々という揶揄は、レクサスに限らず数え切れないくらいされてきた。まさしくそこを考えてほしい。歴史というのは一方的によい方向のみに働くものなのだろうか?時にはその歴史が足かせになって、自滅に追い込む可能性もある。一般的には、新車開発の方向性に、大きなブランド力があればあるほど大きなモーメントをもって影響するのが歴史であり、それがよしあしどちらに作用するかを読みきることはできない。また、歴史あるあまり、相乗効果の期待できるマーケティングに躍起になり、開発に目が届かなくなってしまう可能性もある。諸刃の剣でしかない。いや、歴史を語るのは意味がない。歴史に左右されないレクサスは、クルマ自体のあり方を追求できた。もしかするとレクサス的には、世界的なマーケットにおけるポジショニングなんてどうでもよいのかもしれない。
なお、GS430を街乗り評価に、GS350を高速評価に割り当てて試乗した。
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