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 Ford Circuit Experience レポート
 ■はじめに 自動車メーカー・インポーターが主催する体験イベントは多様だ。しかし交通アクセスのよい広い場所を使って開催されるのが一般的で、たとえば今回のようにサーキットを利用するイベントはあまりない。オーナーになってから自分の車で走るイベントがサーキットで行われるというのが、一般的なところだと思う。  このイベントで集まった参加者は500名以上。雨が予想される27日だったが、みなさん前日にはフォード・ジャパンの通信ページで「決行」を確認したことと思う。オーナーズカーのフォード各車両は車種ごとに専用スペースで区切られて駐車している。非オーナースペースも用意されており、台数はあまり多くないものの、数十台のクルマが駐車している。イベント内容からも覗えるが、オーナーのための閉鎖的なイベントではない。 参加申し込み状況では乳幼児のエントリが必須ではないため、そのボリュームを確認できないはずだが、乳幼児のためのスペースも用意されていた。富士スピードウェイには本来用意されない場所だ。子供向けDVDコンテンツの視聴をはじめ、塗り絵や細工スペースが用意され、また最近発売されたC-MAXのプレゼント企画でコラボレートするボーネルンドの玩具やグッズで遊べるという内容だった。専任スタッフが常駐し、授乳、おむつ交換のスペースも用意されていた。あまり乳幼児のことを考えないイベントが多く、開催場所の状況に依存する傾向がある中で、フォード・ジャパンの姿勢を垣間見た。天候の影響でイベントコーナーのレイアウトに多少の変更があったものの、予定のイベントはほぼ全て実施された。今回はサーキット試乗を挟みながら、イベントを紹介する。
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