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ブロガー向けスカイライン発表会報告
元スカイラインオーナーが報告(許可を得て転載)。2006/11/25


新型12代目スカイライン(V36)ブロガー向け発表会(その2)

会場でお話ししたスタッフの皆さんありがとうございました。
この場をお借りして勝手なブロガーの勝手な意見をお聞きいただいた事を感謝いたします。
(HPの“ブロガー・・”の報告記事の会見席ど最前列真ん中に座る私)

パンチ(勝手な評価コーナー)


『案外売れます』

この車は売れます。1,000台/月以上は。

理由その-1
満艦飾(感がある)であるということ

バブル再来とも言われる時勢に於いてこのゴージャス感はうまくフィットしているし最新メカも一切ぬかり無く用意しています。
あまりのハイテクデバイスの多さにどれが目玉かわかりません。
むしろそれが狙いなのだと思います。
『それがスカイライン』なのだと。

しかし、このH社並みの“オプション作戦”が逆に作用する可能性も否定出来ないでいます。

理由その-2

他車と見分けの付かないデザイン

他車と見分けの付かないデザイン(クリックで拡大)


全体として躍動感を強調したデザインである事は認めます。
特にフェンダーあたりのプレスライン(盛り上がり)が良いと思います。
これよりさらに飛び出したライトカバーはどうかと思いますが。

しかし“あまりにもインフィニティー”を意識しすぎていてスカイラインらしさが希薄です。
勝手な事言う様ですが“日産車である前にスカイラインであってほしい”と言う思いが希薄だと思います。

それが確信犯的に行われている様な気がします。

・・・だから売れる。という僕の意見もどうかと思いますが。

理由その-3
シートのデザインがいいこと

シートのデザインがいいこと(クリックで拡大)


ちょいと座っただけですが座面のクッションも意外とストロークがあって悪くありません。なによりもデザインは良いです。かといって特徴的でもなんでもなくって別段スカイラインじゃなくてもいいのでは?という程度ですが。

ダッシュボードも立体感があっていいんですが『スポーツセダン』を標榜するほどじゃ無いと感じます。アルファロメオを真似しろとは言いませんが、せっかくですからZで挑戦したデザインを洗練させて転用するという手もあったのではないのでしょうか。
“躍動感と洗練”のさじ加減が難しいのだと感じる部分です。(このあたりはBMWにかないませんね)

“白とブルーのメーター色”なんてやっぱりスポーツとはかけ離れていますが、これは“GTR”の為に取っておいてあるのかもしれません。“赤メータ”。

何でもなくて判りにくいというのも重要な“売れる”秘訣です。

言い換えれば“スカイライン”という名前やイメージは一切踏襲しない新時代のスポーツセダンであると言う強い意志のあらわれでもあるのだと判断します。



私が思うスカイラインとは具体的に上げると外観的にはSTSが一番近いかもしれません。
(GM日本HPより転載)

シートのデザインがいいこと(クリックで拡大)



大人が乗れるシックさとちょいワルを演出した上質でスパルタンなセダンです。
ハイテクデバイスに頼らない、アナログな技術を突き詰めたパーツで構成されたクルマ。
やや低めのグリーンハウスとボクシーなフォルムで時代錯誤と現代性のぎりぎりを疾走する、そんなクルマです。

できたてのクルマにあれこれ文句言って申し訳ないと感じますが、今後のニッポンのクルマにもっともっとがんばってもらいたいという元R32乗りの一人としてエールを送り期待し続けたいと思います。


colorcube氏について
東京都特別区内の、とりわけ西域で店舗の内装設計などを手がける。現愛車はMINI COOPER S。店舗の内装を雰囲気と捉え、夜な夜な雰囲気のよい店を求めて渡り歩く(笑)。また職種上、ゴルフも伊達でなく「励んで」いる。車歴など、その人となりに興味がある方は、関連リンクへ。(元3)


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