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新型オペルGT、ジュネーブ・モーターショーでワールドプレミア
2006/03/03

2.0リッター260hp、ECOTEC最強のエンジンを搭載。2007年春から欧州で販売を予定

ジュネーブ発-
オペルは、1970年代を代表する名車GTを斬新な2シーター・スポーツとして蘇らせた。新型GTのシャープにカッティングされたボディラインとFRパッケージは、大成功を収めたオリジナル(1968年から1973年まで販売)のコンセプトを受け継ぎながら、同時に2.0リッター直噴ターボエンジンを搭載することで、パワフルなロードスターとして生まれ変わった。この新型オペルGTは、2006年ジュネーブ・モーターショー(3月2日から12日まで開催)においてワールドプレミアとして発表され、欧州では2007年春の販売開始を予定している。
(日本導入は未定)


カール・ピーター・フォースターGMヨーロッパ社長は、「GTの登場で、我々のニッチ車種に強力な1台が加わり、オペルブランドの魅力はさらに向上する。ティグラ、アストラ・ツイントップ、そしてこの新型GT。全くタイプは異なるが、走りを楽しむという点で共通する3モデルをラインナップすることになる」と語る。

新型GTは、フロントエンジン・リアドライブによるバランスのとれた前後重量配分、2415 mmのロングホイールベース、および260 hp(191 kW)、2リッター直噴ECOTECターボエンジン搭載により、0〜100 km/hを6秒、最高速度230 km/hを実現。走りを楽しむために十分なパフォーマンスを発揮する。

また、ファブリック製のルーフを折り畳むことで、オープン・エアを満喫できるという、初代GTオーナーが得られなかった楽しみも与えた。ルーフを完全にカバー下に隠すと、ショートオーバーハングに18インチホイールをワイドに配したGTのスポーティなシルエットがより一層引き立つ。
新型オペルGTの開発は、GMグループによるグローバルな共同開発の成功例といえる。デザインは、ボクソールブランド100周年に合わせ、2003年5月に英国バーミンガムのGMアドバンスト・デザイン・スタジオで製作されたVXライトニングコンセプトの流れを汲み、米国デラウェア州ウィルミントンで生産が行われる。ちなみに米国では、姉妹モデルとなるポンティアック・ソルスティスとサターン・スカイがすでに生産されている。

鮮烈なデザイン、そしてショートオーバーハングがもたらすスポーツ性能の高さ


新型オペルGTのシャープで引き締まったラインと流れるようなシルエットは、ダイナミックな存在感を与え、見る者にピュア・スポーツであることを一目で印象づける。フロントマスクでは、強調されたフェンダーの曲線と、オペルロゴを大胆にあしらったクローム仕上げの太いストリップが印象的だ。また、フロントヒンジ式の長いエンジンフード上には、オペル車共通のプレスラインが伸びている。


GTのスポーツ性能の高さは、ショートオーバーハング、そして18インチホイールを四隅に配した、全長4091 mm、全幅1813 mm、全高1274 mmのプロポーションからもはっきりとわかる。ソフトトップは、開放すると完全にカバーに隠れ、GTのロードスターらしさを強調する。また、プロジェクションタイプのロービームと、ハロゲン・リフレクター・タイプのハイビームからなるヘッドランプも魅力的だ。


コックピットは、クロームで縁取りされた速度計、回転計、および燃料計が人間工学に基づいて配置されている。ピアノブラックとクローム仕上げの操作部は、オプションで選べる本皮シートとともに、クオリティの高さを強調する。さらに、ライト類および空調のジュエルスタイルのダイヤルは、GTのデザイナーたちの細部へのこだわりが感じられる。

直噴ターボエンジンがもたらす、滑らかな加速とダイナミックなパフォーマンス

新型オペルGTには、ECOTECファミリーで最も強力な市販型エンジンが搭載された。ターボチャージャーを装備したこのエンジンは、米国GMパワートレインのエンジニア達とGMヨーロッパとが共同開発したもので、ベクトラおよびシグナムに搭載されているECOTEC2.2リッター直噴エンジンと同系列だ。このエンジンは、2.0リッターの排気量から、最高出力260 hp(191 kW)、回転数わずか2500 rpmで最大トルク35.6 kg-m(350 Nm)を発生する。従来の燃料噴射を装備する小排気量のエンジンよりも極めて高い燃焼効率で、より大きなパワーを生み出す。
この2.0リッターターボチャージャー付きECOTECエンジンは、可変バルブタイミング、ツインスクロール・ターボチャージャー、およびインタークーラーを装備。このタイプのターボチャージャーはエンジンのレスポンスを飛躍的に向上させる。また、エンジンレスポンスの向上は、可変カムシャフト位相の可変バルブタイミングによるところが大きい。これらにより、低いエンジン回転数でも大きなトルクの発生が実現可能となっている。

新型ECOTEC2.0リッターターボエンジンの主な特徴は以下のとおり。
・鍛造製クランクシャフト
・鍛造製コネクティングロッド
・鋳造アルミ製オイルギャレー付きピストン
・ジェットスプレー式ピストンクーリング
・2本の逆回転バランスシャフト
・ツインスクロール・ターボチャージャー
・9.2:1の圧縮比
・アルミニウム製シリンダーヘッドおよびナトリウム封入式排気バルブ
・エンジン駆動式高圧燃料ポンプ
・圧力可変式燃料レール

新型オペルGT  Technical Data(暫定値)
全長×全幅×全高: 4091×1813×1274(mm)
ホイールベース: 2415(mm)
車両重量: 1320(kg)
エンジン: 2リッター直列4気筒ターボチャージャー付DOHC4バルブ
排気量: 1998(cc)
ボア×トスローク: 86.0×86.0(mm)
圧縮比: 9.2:1
最高出力: 191kW/260hp at 5300rpm
最大トルク: 350Nm at 2500-5300rpm
0-100km/h : 6.0 秒以下
最高速度: 230km/h以上
燃料供給システム: 電子制御可変式直噴インジェクション
駆動方式: 後輪駆動
ギアボックス: 5速マニュアル

以上、プレスインフォーメーションより


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