「パサートCC」のボディデザインは美しく流れる線を描いています。そのルーフラインはフロントウインドーからリヤエンドまでに力強いフラットな半円を形づくります。75cm x 112cmの大きさを持つパノラマガラスルーフは開放感溢れる雰囲気を醸し出しています。また、デザイナーが「トルネードライン」と呼ぶボディサイドのシャープなショルダーラインは、このクーペに特徴的なキャラクターを与えています。
このフォルクスワーゲン初となる4ドアクーペの技術的ベースは、30年間以上にわたりラインアップの主要モデルとして販売されてきたパサートです。「パサートCC」は最新の直噴ガソリンエンジン (1.8L TSI - 118kW/160PS、2.0L TSI - 147kW/200PS、3.6L FSI - 220kW/300PS) と、欧州向けにはEuro 5対応の2.0L TDIエンジンが用意されます。最新の技術としては、車両が車線を逸脱しないようにシステムがステアリング操作を助ける「レーンアシスト」を採用しました。また、電子制御シャシーコントロールシステムDDC (Dynamic Drive Control)がダンピング力を常時自動制御し、スポーティな走りと上級サルーンの快適性能を見事に融合させています。また、シート面の空調機能を持つクライメートシートも設定されています。