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ジャガー ニューXKを発表 10年ぶりのフルモデルチェンジ
2006/05/31
ジャガー&ランドローバージャパン は、半世紀を越えるジャガー スポーツカーの血統を受け継いだ革新的な次世代モデルであるニューXKクーペ、コンバーチブルを、7月1日(土)より全国のジャガー正規販売店を通じて一斉に発売を開始します。
ジャガー ニューXKは1948年に発表されたXK120以来、半世紀を越えるジャガースポーツカーの輝かしい伝統を継承し、次世代へ向けたデザイン、エンジニアリングにおいて新たな時代の到来を告げるモデルです。
美しく、速い、クルマ "Beautiful Fast Cars" というジャガーブランドのフィロソフィーを最大化したニューXKは、歴代XKスポーツカーのデザインアーキテクチャーを細部に取り入れながら、革新的で躍動感溢れるエクステリアとエレガントで斬新なインテリアによって、新しいデザインの方向性を次世代に示しています。
ジャガーの追求するスポーツカーは、真にオールラウンドな能力を高次元で発揮させる事を目指し、加速性、減速性、俊敏性やエキサイティングな運転をイージーに楽しみ、その一方で落ち着いたコンフォート性を絶妙に融合させる事です。スポーティング・ラグジュアリーの真髄とも言える極上のドライビィングダイナミクスと洗練されたコンフォートを見事なまでに調和させています。
クラス最軽量のアルミニウムモノコックボディはXJで得たアルミテクノロジーを更に進化させたライトウエイト ビークル テクノロジーを採用、ボディパネル数および接合箇所の低減により、先代モデルに比べクーペで31%、コンバーチブルで48%ものねじり剛性向上をはかり、クラス最高水準のボディ剛性を実現しました。 最新のアルミモノコックボディと新設計の前後サスペンションにより、比類なき快適性とハンドリング性能を誇っています。ボディサイズは従来モデルとほぼ同サイズでありながら、運転席・助手席のスペースを拡大しており極上の居住性を確保しています。
クーペはE-TYPE以来のハッチゲートを持つリフトバック・ボディを採用しており、低く伸びやかな躍動的リアビューを形成し、ラゲッジルームへのアクセスも向上しています。 また、ガラスエリアをボディ後端まで延ばす事により後方視界を高めています。コンバーチブルはアルミ製のトノカバーにより、ソフトトップの収納時も優雅なボディラインを維持しています。先進のアルミニウムボディ構造により、クーペに対し車両重量を僅か40kg増に止めています。
インテリアはモダンでラグジュアリーなデザインとクラフトマンによる精緻な仕上げが施されています。エルゴノミック・ダッシュボードは人間工学に拘った設計で、スイッチ類の操作系は全て自然に手が届くようにレイアウトされ、広々としてリラックスできる空間を確保しています。伝統的なバーウオールナットウッドに加えて、コンテンポラリーなポプラウッド、そしてスポーティーなアルミの3種類のパネルが設定されています。シートは大型化されゆとりあるサイズになり、スポーツレザーシートとシートセンター部分に通気孔加工が施されたパーフォレーテッド ソフトグレインレザーも設定されています。
New XKは歩行者保護の観点からデプロイアブル ボンネット システムを生産車として世界初のテクノロジーを採用しています。これは歩行者との衝突時にエンジンフード後端が瞬時に上方へ跳ね上がり、エンジンとの間にセーフティーゾーンを設け人体への負傷を大幅に軽減するものです。 デザインコンシャスという観点からNew XKの美しさを損なわずに歩行者保護を達成した最新のセーフティーテクノロジーです。 また、コンバーチブルは転倒時にセンサーが感知し瞬時に2つのアルミニウムフープを展開するロールオーバープロテクションシステムを装着しています。
パワーユニットは、V型8気筒4.2リッターエンジン(224kW[304ps]/6,000rpm,421Nm/4,100rpm)を搭載。軽量でコンパクトなAJ-V8エンジンは最新式エンジンマネジメントシステムにより、全回転域で滑らかさと力強さを備えています。また、新開発のジャガーシーケンシャルシフトによりステアリングホイールに取り付けられたパドルシフトが採用されています。これによりギアシフトはL字ゲートのZF製6速オートマチックトランスミッションを採用しています。 シーケンシャルシフトは極めて素早く確実なギアチェンジを実現、またダウンシフト時には自動ブリッピング機構を備えており、ドライブバイワイヤーエンジンマネージメントシステムとの連携により、スムースでスポーティーなドライビィングを高次元でサポートしています。
New XKに初めて導入されたセミアクティブエクゾーストシステムは、サイレンサーボックスを流れる排出ガスの流量を変化させることで迫力ある低音と洗練された高音を実現し、エンジンパワーやドライビィングパフォーマンスとの絶妙なハーモニーを奏で、ジャガーらしい拘りを実現しています。エンジン始動はセンターコンソールに設けられたプッシュボタン式に変更され、イグニッションにキーを差し込む必要が無く利便性を高めています。
ドイツのニュルブルクリンクサーキットのジャガー研究施設で激しいテストを繰り返し完成した新しいブレーキシステムは高い制動力と耐フェード性の向上を実現しています。またブレーキフィールもよりダイレクトな感覚が得られるように改善されました。
XJやS-TYPEと同様にEPB(エレクトロニック パーキング ブレーキ)が採用され、理に適った作動システムとレバーのコンパクト化を実現しています。
New XKはバイキセノンヘッドランプを標準装備しておりオート光軸調整機能に加え、車速やハンドルの切り角に応じてロービームを左右に回転させ、夜間での視界確保を大幅に向上するアクティブ フロント ライティング システムを新たに設定しました。 新設計のタッチスクリーン式ディスプレイは、クリアでシンプルなメニュー画面で、ナビゲーション、オーディオ、 クライメートコントロール、トリップコンピューターなどを素早く安全にアクセスする事が可能です。
最新の軽量アルミモノコックボディと最先端のテクノロジーを結晶させたNew XKクーペ(ベースモデル)は、先代モデルより安価な価格を実現しています。 これは本年より実施したジャガー新ラインナップ(新価格)の方針をNew XKにも反映させており、ジャガーブランド全体の価値、及び価格競争力を高めています。
発売開始時は、3つのテーマによるSTYLE SELECTIONS (スタイル セレクションズ)3モデルを導入します。これは初期購入ユーザーが様々なオプション品を装着される要望に対応するもので、よりユーザーディマンドに適切に対処し、魅力溢れるラインアップの構築をはかりました。また、New XKのオプションバリエーションを広く訴求する為にも効果的でユーザーフレンドリーな設定であると確信しています。
ベースモデルの受注受付は、2006年9月以降を予定しています。
STYLE SELECTIONS スタイルセレクションズ(3テーマ)
●コンテンポラリー:新しいジャガーのブランドポジショニングであるNew Fashioned Luxury に沿って、よりコンテンポラリーなテイストに溢れたファッショナブルさを強調。
装備品 アクティブ フロント ライティング、ポプラウッドパネル、ポプラウッド/レザーステアリング(ヒーター付)ポプラウッド/レザーギアノブ、ジャガー プレミアム サラウンド サウンド システム、20インチ“Senta”アロイホイール
●スポーツ:世界的なトレンドになっている、硬質で現代的なスポーティ イメージをジャガーテイストで表現。
装備品 アクティブ フロント ライティング、アルミニウムパネル、ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)、20インチ“Senta”アロイホイール
●ラグジュアリー:新しいインテリアデザインにジャガー伝統の上質素材(バーウオールナットウッド・ソフトグレインレザー)を纏い、豪華さをアピール。
装備品 ソフトグレインレザーインテリア、パーフォレーテッドソフトグレインレザーシート(16ウェイ電動シート)
ジャガー ニューXK ラインアップ |
メーカー希望小売価格(消費税込み) |
・XK Coupe |
\11,300,000(右・左ハンドル) |
・XK Coupe STYLE SELECTIONS |
\11,800,000(右・左ハンドル) |
・XK Convertible |
\12,300,000(右・左ハンドル) |
・XK Convertible STYLE SELECTIONS |
\12,800,000(右・左ハンドル) |
※STYLE SELECTIONSには、コンテンポラリー、スポーツ、ラグジュアリーの3タイプが設定されています。
※ベースモデルの受注受付は2006年9月以降を予定しています。
※保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含みません。
以上、News & PRより
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