|
|
『新型アウディA5/S5』を発売
2008/02/21
−11年振りの2ドアフル4シータークーペ−
アウディ ジャパン 株式会社(代表取締役社長:ドミニク ベッシュ、本社:東京都世田谷区)は、新型アウディA5とそのスポーツモデル、新型アウディS5を、本日より、全国のアウディ正規ディーラーネットワーク(101店舗:現時点)にて販売開始いたします。尚、3月8日(土)−9日(日)で全国統一セールスフェアを開催します。
消費税込みの全国希望小売価格は、新型アウディA5 3.2 FSIクワトロが6,950,000円、新型アウディS5が8,610,000円です。
今回発表する新型アウディA5は、文字通りA4とA6の間に位置する、アウディが11年振りに市場へ送り出す2ドアフル4シータークーペです。この新しいクーペの登場により、最新のフルラインアップが完成しました。アウディA5は、エレガントでエモーショナルなクーペデザインとともに、新世代のシャシーレイアウトを採用し、新しい次元のダイナミックな走りと快適な乗り心地を提供します。このクーペのプロポーションを特徴付けているのは、非常にワイドで低いスタンス、短いフロントオーバーハング、Cピラーから短いリヤ側へ続く、流れるような曲線です。アウディとしてお馴染みのシングルフレームグリルが際立った特徴のフロントデザインには、アウディR8と同様に、高精度の先端技術が反映されています。それは、8個のLED(発光ダイオード)で構成されるポジショニングランプで、フロントに独特な印象を与えています。
全長4,625mmの新型アウディA5は、明らかにクーペの上級クラスに属します。快適な4つのシートと455リットルもの大容量トランクを備えたアウディA5は、長距離ツアラーとしての資質を備えています。そのパワーソースは、最高出力195kW(265ps)、最大トルク330Nm(33.7kgm)/3,000 - 5,000rpmを発生する3.2リッターV型6気筒FSIガソリン直噴DOHCエンジンです。クワトロ・フルタイム4WDシステムは最新世代で、通常のトルク配分がフロントに40%、リヤに60%(従来はフロント:リヤは50:50)となり、よりダイナミックでスポーティなハンドリングを実現しています。また、ランニングギアは完全に新開発されたもので、軽快なハンドリングと高いレベルの走行安全性を兼ね備えています。
S5
さらに、アウディA5のハイパフォーマンスモデルである新型アウディS5も同時に登場。アウディのハイパフォーマンスモデルである「S」モデルには、伝統的に、非常に高性能なエンジン、クワトロ・フルタイム4WDシステム、そしてSモデル独特のデザインが採用されています。最高出力260kW(354ps)/7,000rpm、最大トルク440Nm(44.9kgm)/3,500rpmを発生する4.2リッターV型8気筒FSIガソリン直噴DOHCエンジンを搭載。そのパワーは、最新の6速ティプトロニックオートマチックトランスミッションを介し、最新世代のクワトロ システムとスポーツチューンされたアルミニウム製高性能サスペンションにより、効率よく路面に伝えられ、ドライビングプレジャーへと昇華されます。
新型アウディA5/S5は、FSIガソリン直噴技術を採用しています。このFSI(ガソリン直噴)エンジンテクノロジーは、ルマン24時間耐久レースにおいて5勝したレーシングカー、アウディR8により実証されており、性能を全く犠牲にすることなく燃費効率は約9%向上(当社比)しています。
新型アウディA5/S5には、その上級モデルであるアウディA6,A8そしてQ7等に採用されている先進技術はもちろん、さらなる革新的新技術が採用されています。以下が主要な革新的新技術です。
アウディ バルブリフト システム
効率の良いFSIガソリン直噴技術に加え、全く新しいバルブコントロール技術「アウディ バルブリフト システム」がアウディA5に搭載される3.2リッターV型6気筒FSIエンジンに採用されています。このシステムに加え、あらゆる部品の摩擦が大きく軽減されていることにより、旧V6 3.2リッターエンジンに比べて燃費効率が約9%向上しています。
アウディ ドライブ セレクト(S5には標準、A5にはオプション設定。)
ドライブ セレクトの統合範囲
アウディ ドライブ セレクトは、ドライバーがエンジンやオートマチックトランスミッション、ステアリング、アダプティブ ダンピングの作動特性を調整することを可能にした、このクラスにおける革新技術と言えます。ドライバーは、「AUTO(オート)」、「COMFORT(コンフォート)」、「DYNAMIC(ダイナミック)」そして「INDIVIDUAL(インディビデュアル)」という4つのモードから好みの設定を選びます。「INDIVIDUAL(インディビデュアル)」モードで、ドライバーは自らの好みに合わせたカスタムのプロフィールを設定することが可能です。
アウディ ダイナミック ステアリング(アウディ ドライブ セレクトとの組合わせ)
これは、走行速度に合わせてステアリング比を効果的に変化させる多層ギヤシステムを備えたもので、宇宙飛行士が乗る探査車両に採用されるものと同様の二重構造を持つ極めて精度の高いギヤ(ゼロ プレイ トランスミッション)です。これは、ハンドリングの限界近くでESP(エレクトロニック スタビリゼーション プログラム)と連携し、ステアリングに精妙な調整を加えて車両の安定性を確保するものです。このシステムにより、スポーティなドライビングの楽しみと、高いレベルの安全性の両立が可能となりました。
アウディ ダイナミック サスペンション
現在、アッパーミドルサイズのアウディA6以上のモデルに採用されているアウディ ダイナミック サスペンションのコンセプトをアウディA5向けに最適化しました。1,590mmの広いトレッドを持つ新開発の5リンク フロントサスペンションは軽量デザインで、バネ下重量が削減され、乗り心地を向上させています。ホイールは、上下それぞれに配したアルミニウム製ウイッシュボーンで保持され、そのウイッシュボーンは、ボディにボルトで固定されたサブフレームに取り付けられ、高い剛性が保持されています。また、リヤには全く新しい運動特性と剛性を持つアルミニウム製トラベゾイダル リヤサスペンションが取り付けられています。ダンパーを最適に調整したことにより、ボディの動きが効果的に抑制され、非常に良好なサスペンション効果が得られています。
新世代のMMI(マルチメディア インターフェイス)
MMIは、シンプルで論理的な操作性を持つことで高い評価を得ているアウディ独自のインフォメーション コントロールシステムで、ナビゲーション、オーディオ、車両機能セッティング等が集中操作できるユニットです。
すでに、本年1月よりアウディA8、A6、Q7等アッパークラスの8モデルに標準装備の、日本国内で初めて地上デジタルTV放送(フルセグ)チューナーを搭載したマルチメディア インターフェース(MMI)をA5/S5にも標準装備します。地上デジタル(地デジ)TV放送は、日本において既に放送が始まっており、2011年にはアナログ放送より完全移行する予定ですが、アウディではこれに先駆けて上位モデルに標準装備とします。地デジチューナーは、従来オプションやアフターマーケットで対応されておりますが、国内で標準装備として採用したのはアウディが初めてです。
新開発のナビゲーションシステムは、384MHzとこれまでのMMI搭載バージョンから処理速度が大幅に速まったことで、スクロールや縮小・拡大、ルート計算などが迅速になりました。画面表示も、従来に比べ3D表示、道路標識等表示のバリエーションを追加しユーザーの好みを選択しやすくした他、アウディの高品質なインテリアデザインとより調和するよう、アウディ本社のデザイン部門と連携し落ち着いた色使い、スケルトンのメニュー表示などよりラグジュアリーな雰囲気にブラッシュアップされました。
さらに、今回の新型MMIは、iPod等の携帯オーディオプレーヤーとの接続を可能にするアウディ ミュージック インターフェース(AMI)も標準装備。iPodコネクターの他、USBコネクターの使用により他のMP3プレーヤーにも対応可能です。
アドバンスドキーシステム
この革新的なアドバンスドキーは、コックピットに挿入すると直ちに車両の電気系と電子的な通信を開始し、キーを押すだけでエンジンの始動と停止ができます。
キーをポケットやブリーフケースに入れたままでも、ドアから約1.5メートルの範囲内にあるキーをセンサーが検出するため、新しい弓形のドアハンドルまたはトランクリッドのボタンに手で触れると、キーのIDがチェックされ、ロックが解除されます。シフトレバーの横にあるスタート/ストップ ボタンを押すとエンジンを始動させることができます。インテリジェント サーチ機能を装備しており、車内に置いたままになっているキーが検出されると、ドライバーがドアをロックできないようにします。
また、この新型キーは、走行距離やドライバーインフォメーション システム(DIS)からの警告メッセージなどの重要な情報を保存し、データは常に更新されます。
以上、プレスインフォーメーションより
A5のページはこちら
●キーワード関連ニュース
'08/03/18 『新型アウディA4』を発売
'08/02/26 アウディA3 スポーツバックの魅力を体感できるインターネットゲーム登場
'08/02/05 アウディの歴史を彩ってきた名車のミニチュアカーを限定販売
'08/01/21 アウディ ジャパン、国内で初めて地デジ対応インターフェースを標準装備
'08/01/18 アウディ デトロイトモーターショーにて R8 V12 TDIコンセプトを発表
'07/12/04 アウディ 「Audi Forum Tokyo」 一周年記念プロモーションを開催
|
|
|