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三菱自動車、『パジェロ』を一部改良
2008/10/01

〜新長期規制適合のディーゼルエンジン搭載車を発売〜

三菱自動車は、『パジェロ』に、現行の新長期規制(平成17年排出ガス規制、乗用車)に適合したディーゼルエンジン搭載グレードを追加設定するとともに、外観および内装を一部改良して、10月1日(水)から全国の系列販売会社より発売する(2,604,000円〜4,599,000円、消費税込)。


- パジェロ ロング SUPER EXCEED フロント(ディーゼル) -

1982年の初代発売以来、本格オフロード4WDとして高い評価を得てきた『パジェロ』は、オフロードでの使い勝手の良さや、車両サイズや重量などの車両特性から、トルクフルで燃費に優れるディーゼルエンジン搭載車が販売の主力であった。しかし、排出ガス規制の強化に伴い2004年にディーゼルエンジン搭載車の販売を休止。現行モデルではガソリンエンジン搭載車のみのラインアップとなっていた。

今回、新たに搭載する3.2Lコモンレール式ディーゼルエンジン(DI-D*1)は、コモンレール燃料噴射システムやNoxトラップ触媒、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを新たに採用することによって、排出ガス浄化性能を大幅に向上させ、新長期規制に適合させた。また、静粛性も大幅に改善した。なお、ディーゼルエンジン搭載車の優れた特長である燃費については、3.0Lガソリンエンジン搭載車との比較で約15%向上*2。同時にCO2排出量も削減している*3。

外観および内装の改良については、ガソリンエンジン搭載車を含めた全車でフロントグリルのデザインを変更するとともに、アルミホイール(17インチ、18インチ)のデザインを変更。また、一部グレードのインテリアに本木目&本革巻ステアリングホイールを装備し、質感の向上を図った。さらに従来4速であった3.0Lガソリンエンジン搭載車のオートマチックトランスミッションを5速に変更し、燃費、加速性能も向上させた。

*1 Direct Injection Diesel
*2 同一の年式/ボディ/重量区分での、10・15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値)における比較。
(ディーゼル車[排気量3.2L]:9.8km/L[EXCEED]、 ガソリン車[排気量3.0L]:8.5km/L[EXCEED])
*3 *2における10・15モード走行燃料消費率からCO2排出量を換算し比較。
(ディーゼル車[排気量3.2L]:CO2排出量267g/km、ガソリン車[排気量3.0L]:CO2排出量273g/km)

以上、プレスリリースより抜粋
改良内容など、くわしくはこちら

AT車の場合カタログ上の10・15モード燃費からさらに2割から3割落ちますから、結局ディーゼルでも7km/l前後ということになりますね。最近は軽油が全く安くないので、世界的にディーゼルの扱いを見直す機運に満ちている気がします。(元3)


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