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 2006年日本自動車ファイナンス調査（AFS） - J.D. パワー アジア・パシフィック 2006/04/05 自動車ファイナンスの満足度ランキングでローン利用者の満足度はフォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパン、ディーラーの満足度ではトヨタファイナンスが第１位 正規ディーラーで自動車ローンを契約した新車購入者のファイナンス会社に対する総合的な満足度を構成するファクターは「契約手続」（43％）、「商品力」（35％）、「営業スタッフ」（23％）となった（カッコ内は影響度）。 自動車ローン利用者から見たファイナンス会社の総合満足度ランキングでは、フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパン（旧 フォルクスワーゲン・ファイナンス・ジャパン）が774 ポイントを獲得し第１位となった。第２位には735 ポイントでスバルファイナンス、第３位には733 ポイントで三菱オートクレジット・リースが入り、キャプティブ系ファイナンス会社（自動車メーカー系ファイナンス会社）が上位を占める結果となった。 自動車ローンの利用者がファイナンス会社を選んだ理由の第１位は「スタッフの対応・推薦」（44％）、第２位は「金利（年利）」（33％）で、昨年の調査から変化はなかった。しかしながら、今年の調査では、自動車ローン利用者の総合的な満足度に対する「金利（年利）」の影響力が低下していることが明らかになった。これは各ファイナンス会社が近年実施している低金利施策がローン利用者に周知のものとなり、そのため金利の訴求力が低下している状況を示しているものと思われる。 調査対象期間に正規ディーラーで新車を購入した人のうち、自動車ローンを契約したのは国産車の購入者では26％だったのに対し、輸入車の購入者では45％だった。現在、国産メーカー各社によって高級車ブランドの展開が計画されており、国産車においても自動車ローンに対する潜在市場の可能性が想定される。自動車ローン利用者の満足度をいかにして高め、需要を掘り起こしていくか、各ファイナンス会社の今後の取り組みが注目されるところである。 満足度が向上◆ 自動車ディーラーから見たファイナンス会社に対する総合的な満足度を構成するファクターは「営業スタッフ」（38％）、「業務関連手続・対応」（26％）、「経営／販売への貢献度」（18％）、「クレジット商品」（18％）となった（カッコ内は影響度）。 自動車ディーラーのファイナンス会社に対する総合満足度ランキングでは、トヨタファイナンスが776 ポイントを獲得し３年連続で第１位となった。第２位は761 ポイントでＢＭＷジャパン・ファイナンス、第３位には713ポイントでフォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパンで、自動車ローン利用者の総合満足度ランキングと同様、キャプティブ系ファイナンス会社が上位を占めた。 トヨタファイナンスは、ディーラーに対する情報提供および車両販売やディーラー経営全般に対するアドバイスにおいて高い満足度を獲得、他のファイナンス会社に対して高い優位性を示した。ＢＭＷジャパン・ファイナンスとフォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパンは「業務関連手続・対応」で高い評価を受け、上位にランキングされている。 キャプティブ系ファイナンス会社全体の総合満足度スコアが686 ポイントであったのに対し、ノンキャプティブ系ファイナンス会社全体の総合満足度スコアは644 ポイントで、その格差は42 ポイントだった。2005 年調査ではノンキャプティブ系ファイナンス会社（非自動車メーカー系ファイナンス会社）がキャプティブ系ファイナンス会社を上回っていたが、今年の調査においては逆転している。    以上、プレスリリースより抜粋 調査条件や明瞭な情報はこちら（PDFにつき注意） ●キーワード関連ニュース '06/06/08 2006 年米国自動車初期品質調査（IQS） - J.D. パワー アジア・パシフィック '06/04/26 2006 年４月世界市場ディーゼル車需要予測 - J.D. パワー アジア・パシフィック '06/03/02 ディスカバリー3 今だけの1.1% 特別低金利ローン - ランドローバー |
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