HOME > その他ニュース > ポルシェ、業績でも数々の新記録を樹立
 



 時代との対峙 - BMW740i
   2009/05/17
 ギャランフォルティス一挙試乗
   2009/04/12
 クラスレスなセカンドカーを買った
   2008/10/13
































ポルシェ、業績でも数々の新記録を樹立
2007/12/03

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は2006/2007事業年度の収益、収入および販売台数が、それぞれ最高の数字を記録したことを発表いたしました。当該会計年度にポルシェ オートモービルホールディングSEの完全子会社となったポルシェ AGのグループ業績のハイライトは税前利益が前年度の21億1,000万ユーロから本会計報告年度の58億5,700万ユーロへの伸びでしたが、これには35億9,300万ユーロに上る株式オプション取引の影響も大きく寄与しています。ポルシェが所有するフォルクスワーゲン社の株式の株価再評価も5億2,080万ユーロの特別利益をもたらしました。ポルシェは事業年度末においてフォルクスワーゲン社の株式の22.5%を所有していましたが、その株式による利益は7億240万ユーロとなりました。

ポルシェAGの事業もきわめて好調で、その業績の記録は更新されました。ポルシェはこのような追い風を受け、そのリスク重視の会計方針を法令で認められている範囲でさらに高い水準へと引き上げました。事実、これが今年度、ポルシェの第4のモデルとなるパナメーラとハイブリッド車に対して前年度を数億ユーロ上回る開発費を計上した理由です。
米ドルに対する為替ヘッジ取引も良好な結果を収めましたが、前年度のレベルには届きませんでした。


株主に対する配当が145%増

当該会計年度のポルシェ グループの剰余金(税引き後利益)は、42億4,200万ユーロ(13億9,300万ユーロ、以下括弧内は前年度実績)となりました。1株あたりの利益は、普通株式で239.80ユーロ(78.10ユーロ)、優先株式で239.86ユーロ(78.22ユーロ)となっています。 この素晴らしい業績をポルシェの株主とも共有するため、2008年1月25日にポルシェ アリーナで開催される年次株主総会において、普通株式1株あたり6.94ユーロ(5.94ユーロ)、優先株式1株あたり7.00ユーロ(6.00ユーロ)への配当増額が提案される予定です。また、多額の特別利益を考慮し、普通株式および優先株式1株あたり15.00ユーロ(3.00ユーロ)の特別配当の承認が年次株主総会で提案されることになっています。これにより、配当支払い総額は3億8,450万ユーロ(1億5,700万ユーロ)となり、増額分は昨年度実績の145パーセントとなります。

株主総会における株式分割の決議

個人投資家によるポルシェの株式の取引を活性化するため、株主総会では1:10の株式分割ならびに株式資本の組み直しの承認が提案される予定となっています。現在、ポルシェ オートモービルホールディングSEの4,550万ユーロの株式資本は、普通株式875万株と優先株式875万株で構成されています。株式分割後の1株あたりの計算上の株式資本を1.00ユーロとするため、利益準備金を使って株式資本を1億7,500万ユーロに増額し、その後、これを普通株式8,750万株、優先株式8,750万株に再配分します。この結果、現在普通株式または優先株式を1株所有している株主は、株式分割後はその株式を10株所有することとなり、計算上は1株あたりの現行価値は1/10となるものの、株主が保有している合計の価値に影響はありません。


販売台数および収入も前年度を上回る

2006/2007事業年度を振り返ると、全体としての業績は非常に好調なものとなりました。新車納車台数は前年度を0.7%上回り、計97,515台となり、販売台数の最高記録となりました。グループの収入も、3.4%というさらに大きな伸びを見せ、史上最高となる73億7,000万ユーロを計上しています。この好調の要因としては、前年度に較べ、より改善された製品構成と、ニュー911ターボなどの高価格帯の車両の販売がより好調だったことが挙げられます。燃料経済性を狙い、低燃費エンジンを搭載したニューカイエンも、世界中のお客様の大きな支持を集めました。


記録的な911の生産台数

当該会計年度の101,844台という生産台数は、前年度の102,602台に迫るものです。ツッフェンハウゼン工場での911シリーズの生産台数は、これまでで最高の38,959台を記録しました。ライプツィヒ工場におけるカイエンシリーズの生産台数は36,169に上る一方、ボクスターとケイマンの生産台数も26,712台となっています。グループの従業員数は、1.6%増の11,571名となりました。


今後の見通し:各市場での成長が継続

2007年8月1日から始まった2007/2008事業年度についても、ポルシェは引き続き順調な伸長を見込んでいます。これは、11月中旬までの業績で裏打ちされており、収入は年度最初の4ヶ月の末日でおよそ23億6,000万ユーロに達すると予想されています。前年度の20億6,000万ユーロに対して14.7%増という数字です。

販売台数も同様に好調で、最初の4ヶ月での売上台数は前年度同時期比で18.4%増の30,700台(25,939台)となっています。ポルシェの3つのモデルシリーズの中でもカイエンの市場での伸びが顕著で、販売台数は76%増のおよそ13,400台となる見込みです。これはお客様のニューカイエンへの関心の高さを示しています。(2002年にデビューし2006年に製造終了となった初代カイエンの2005/2006年度における販売台数は7,608台でした。)

さらに911の販売台数は同期間で10,800台に達する見込みで、これは前年度の非常に好調な10,469台という販売台数を少なくとも3%上回る数字です。最後に、ボクスターとケイマンのミッドシップスポーツカーの販売台数は17%減の約6,500台となる見込みです。

国別の売上の伸びはさまざまです。北米市場では、13.7%増の10,750台と、引き続き成長が見込まれています。またドイツ市場では微増のおよそ3,950台の販売が予想されています。その他の国々では、当事業年度の最初の4ヶ月で大幅に伸び、26%超となる約16,000台が販売されています。

全体として、ポルシェは2007/2008会計年度でも、前年度並の高い販売レベルの維持を目標としています。好調な販売台数は、ニューモデル、カイエンGTS、911ターボ カブリオレ、911 GT2および将来が期待される中国、ロシア市場によるものです。

以上、プレスリリースより

「配当145%増」に反応してしまいました。(元3)


前のニュース <<

>> 次のニュース



キーワード関連ニュース
 '07/12/06 ポルシェ 911 ターボ クーペ用ニューエアロキット販売開始
 '07/12/05 新型ポルシェカップカー 420PSのニュー911 GT3登場
 '07/11/27 ポルシェ 限定モデル「ボクスターRS60スパイダー」を導入
 '07/11/16 ポルシェ オートモービルホールディングSEを商業登記
 '07/11/15 ポルシェの監査役会、株式分割と資本構成の変更を承認
 '07/09/27 ポルシェ カレラカップ スペシャルラウンド "モービル1 チャレンジ" プレビュー

 


Yahoo! JAPAN
Web検索
サイト検索




Copyright © 2005-2009 元◇318MT将軍 blog E-mail:webmaster@kntauto.com(全角の「@」はスパム対策)
Spuned by Web Spreader Rev. 2.00.00 - Developed by Hyper-barn Corp. - 最終更新日: 2009/08/09