日本国内導入予定のハイパフォーマンス・ウルトラ・クリーン・ディーゼル・エンジンは、現在予定されている世界で最も厳しい排ガス規制をクリアします。2000バールという高い噴射圧力をもつ最新ピエゾコモンレールシステムや、燃焼室センサーにより燃焼プロセスを精密に管理することで、効率燃焼の向上とともに一次排出物質を大きく削減します。一方、アドブルーをDeNOx(窒素酸化物除去)コンバーターの上流に微量噴射することにより、窒素酸化物を最大90%除去します。これらシステムにより、現在世界で最も厳しい排ガス規制となる、2009年導入予定の日本のポスト新長期規制をクリアするクリーンな排気を実現します。このエンジンはアメリカのLEV II BIN 5、2014年ヨーロッパで採用予定のEU6もクリアする見込みです。ハイパフォーマンス・ウルトラ・クリーン・ディーゼル・エンジンが新たに搭載されるプレミアムSUV アウディ Q7は、日本で2006年10月発表以来、2008年8月末までに1,153台の販売実績を持つモデルです。