東京 ― GMアジアパシフィックジャパン株式会社（以下GMAPJ）の親会社である米国ゼネラルモーターズ・コーポレーション（以下GM）は今後、既に発表されている再建計画に基づき迅速に債務削減を進め、事業の再構築を図ってまいります。ニューGMでは競争力の高いビジネスを展開していきます。ニューGMへの資産の売却およびニューGMの誕生までにはおよそ60〜90日を要することが予想されます。

一方、GMAPJは独立した法人として運営されており、今回の米国GMの再建計画に伴う影響はなく、業務は通常通り継続されます。

GM副社長兼GMアジアパシフィック株式会社社長のニック・ライリーは「今後ニューGMが長期的な成功を達成するため、米国連邦政府の協力の下に債務を清算していくことが最も効率的で効果的な手段だと信じている」とコメントしています。

GMAPJは、今後も下記の業務をはじめ今まで通りの運営を行ってまいります。

・GMAPJのお客様ならびに販売店に対し、ゼネラルモーターズブランドの商品に関して車両、部品の供給並びにメーカー保証を含む一連のサービスは継続して行われます。
・GMAPJは通常通り営業を致します。

GMAPJ代表取締役社長リック・ブラウンは、「2009年に市販が予定されているシボレーカマロやキャデラックCTSスポーツワゴンを含む商品計画並びに導入時期に関しても予定通り行う」と語り、「今後もあらゆる分野において精力的に競争力を高めたビジネスを心がけ、長期にわたる成功および企業の基盤固めを目指す」と語りました。

ニューGMは、現在のGM経営陣によって運営されますが、立ち上げ初期は、米財務省や米国自動車労働組合などによって構成されるグループによって所有されます。GMの資産の大半をニューGMに売却するというGMと米財務省間の合意については、裁判所の指導下で承認・完了の手続きが必要となりますが、GMは本日、ニューヨーク州にて手続きを開始致しました。米財務省および米国自動車労組は、GMの資産売却を支援しており、裁判所によるニューGMの承認は迅速に行われることが予想されます。そして約60日〜90日後にはニューGMが独立企業として誕生することが予定されております。

今回の申請は、米国以外のGM事業を対象としておらず、これによってGMの米国以外でのプランや経営が直接的な影響を受けることはありませんし、ヨーロッパ地域、ラテンアメリカ・アジア・中東地域、アジア太平洋地域におけるGM事業が中断されることはありません。

なお、GMAPJは、すべての利害関係者様に向けて詳細情報を提供するため、下記の通り独自のホームページ「ニューGM／日本」（www.new-gm.com/japan）を開設し、米国裁判所の手続きや各地域の経営におよぼす影響を日本語および英語で説明しております。

以上、ニュースより

あくまでアメリカ現地法人のGMのことですが、もう背任とか全員でやりすぎて逆に逮捕者出せないんじゃないかという印象しかありません。2人強のブルーカラーに対して1人のホワイトカラーがつき、そんな状態でもブルーカラー一人に対して1,000万円クラスの給与を支払いつつ、大人数の従業員、歴代退職者、そして株主などに手厚い補償をする会社なんてネズミ講の収支構造そのものです。
本日を経ても体制に変わるところがなく、これからの立て直しに対して何らかの準備をしたようにも見えません。GMの前途は見えないというか、ないのが見えます。これくらいきつく言ってもだめなんでしょう。

翻って日本の各メーカーも、今度こそ独自性が試される時期です。パクられる前にもう新曲が出てるというような極限の芸術指向で頑張れる会社以外は死滅します。本当に頑張ってください。（元3）

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