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BMW335iはブランド論争を叩き壊す
「頭一つ抜けた」というよりも「一抜けた」という感じ。 | 2006/11/26 |
■外観上の差分
ほかの排気量のクルマに比べてすぐわかるポイントは2つのリング、ツインエグゾーストフィニッシャー。あまりにプリミティブで色気がないか。オーバルタイプやアカレンジャーの目のような形のテールエンドを持った社外品が出るのは間違いないだろう。PDC(ぶつかるぞ警報)とアダプティブヘッドライト、ヘッドライトウォッシャーが標準なのも差分だが、こちらは他の全3シリーズでオプション装着できるし、差分と言うほど目立つものでもないと思う。
■内装の差分
機能装備ではすでに330iで充実していたが(330の現行はxiになった)、335i固有の装備はステアリングホイール上に鈍く輝くシフト・パドルのみ。M-Sportモデルではない標準車には、残念ながらシフト・パドルは装着されていない。電動リヤ・ローラー・ブラインドやダコタ・レザー・インテリアが標準になるが、これらも他のモデルでオプション装着できる。スポーティーを表現する内装トリムのアルミが日本では馴染めないが、これは他のトリムに変えられる。こういう融通の利くところもBMWの良さの一つだ。
■ここで「メンテナンス・オン・デマンド」について
11月から始まった「メンテナンス・オン・デマンド」。これは完全にSFWに置き換わるもので、これまで有料だったサービスプログラムを無料にしたもの。したがって、まあ例えばウォーポン壊れた→SFW?→YES→\0だった流れをSFW入会費なしで実現するもの。当サイトでは大騒ぎしたが、「いい意味で騒ぐのが吉」だったようだ。みなさんお騒がせいたしました。
<特別付録>
排気音をどうぞ。
リアセクションで聞こえる音:
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