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Focus STはプレミアムハッチバック
先に結論を話せば間違いなくプレミアムなクルマだった | 2006/06/10 |
■フォード横浜 市が尾店
この店舗は昭和の時代にオートラマ店としてスタートした。冒頭で触れたフォードのブランド力低迷の一因だ。ファミリアやカペラ、ボンゴの派生車種を販売していた。平成に入ってトーラスワゴンがちょっとしたブームになったが、そのころには米国フォードの車両を販売していた。その後フォードの看板を掲げてリスタート。取扱い車種も真正フォードだけになった。
この市ヶ尾店に最初に訪れたとき、お年を召した顧客が多いことに気づいた。考えた。「まさかこの年(失礼)でガイシャというわけでもないだろう。というと、オートラマ時代からの顧客とみていいだろう。すると、10年来のお客様というわけか。なるほど」。ご夫婦でやってこられ、ご婦人だけがおしゃれをしているパターンが多かった。フォード中古車も展示販売している。ボディーケアする出入り業者さんも目にした。
湘南地域のフォードディーラーが事業撤退し、そのエリアは周辺のディーラーが引き継ぐことになったが、東名高速の便利さから秦野市や小田原市あたりのオーナーとも取引があり、実質神奈川のほとんどのエリアはこの店舗で引き受けているという印象を受けた。ん?大げさですか?いいんです。「港北NTオート」は港北エリアの味方です(笑)。
■まとめ
他にモンデオST220やフィエスタSTもあるはずなのだが、世間の目はもっぱらフォーカスSTに注がれており、各ディーラーとしては、どのSTも試乗車を用意できない中でもなんとかフォーカスについては用意している状況だ。STシリーズが限定車ではなくなったため、あせる必要がないというのはちょっと事実を捉え損ねている。今タマがないじゃないですか。実質限定車であるSTシリーズ。意気込んでディーラーに行っても実車がないと、確かにフルスイング空振りのような気持ちになるが、それを受け止めるカタログは頂ける。恋愛にしてもそうだが、かといって恋愛に限らないが、人は前向きなイメージを持ったときに活性化する。ほら、活性化のときですよ。では、いってらっしゃい(笑)。
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