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2006年4月1日の横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫の広場も倉庫自体も各種イベントに引っ張りダコ2006/04/02


MINI "COLORS"
4月1日(土)・2日(日)の両日開催された神奈川県下のMINIディーラー共催イベントで、イベント広場にて行われた。以前より神奈川県下のBMWディーラー共催イベントが、このみなとみらい地区のホテルで行われるが、それらの商談イベントとは違い、今回のイベントは周知活動の意味合いが強い。従って招待状は特に配布していないそうだ。さて、4月1日がイベントに何か関係があるのかと思いお話を伺ったが、周知活動的なイベントの性格上本来ゴールデンウィークに開催するのが妥当で、しかしすでに予約が入っており、予約枠の空きがこの2日間だけだったそうだ。横浜赤レンガ倉庫はイベントに大人気のようだ。

MINI XXL(クリックで拡大)

MINI XXL
クルマの文化面に無関心な人々にも強く訴求したXXL。イベントの「見世物」としてこれ以上のクルマはないだろう。横浜赤レンガ倉庫はこの地区でも目立った存在で、かつ文化的背景に関しての重みは飛びぬけており、若い男女や家族連れ、お年寄りまで、満遍なく訪れる場所であるが、どの世代にもアピールしていた。

内装と2軸の後輪(クリックで拡大)さて、このクルマ。単なるハリボテとお考えの方もいるのではないだろうか。クルマ好きの中でも運転好きにマップされるあのメーカーの開発者たちがそんなはずはない。このクルマはもちろんちゃんと走る。実物を見ればブレーキもマフラーもついている。内装はドライバーセクションなら普通のMINI。しかし、運転席に座っても違和感はたっぷりだろう。ミラーの角度チェックですでに土管のようなロングボディが続

後方より(クリックで拡大)くことに気づくだろうし、発進すればクルマは重く、曲がろうとすれば曲がりにくいだろう。ロングホイールベースに耐えうる補強はクルマとしての性能を低下させる。ただし減速には気遣っているようで、フロントにはロッキードのブレーキキャリパーが入っていた。リアは2軸なのでブレーキ効率やグリップも期待できる。その上タイヤはピレリのP ZERO アシンメトリコ。走り好きなメーカーの作るクルマは、コンセプトカーでもわけがわからない(笑)。

前方より(クリックで拡大)このクルマ自体は何度か日本にやってきている。昨年、同みなとみらい地区のクイーンズスクエアでも展示した車両で、つい先日MINI港北にもいた。世界に2台あるクルマのひとつである。走行シーンを見てみたいものだが、日本ではかなわないらしい。法規の問題。路面の平滑度の問題。リムジンに不向きな狭い道路。見ればアメリカの法規に合わせてあるこのクルマ。やはりアメリカを意識した、もしくはアメリカからの企画立案で作られたクルマであると判断する。日本人としては、その意識を尊重して眺めてはあれこれ詮索し、想像するだけで充分だ。

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