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三菱自動車、ニューヨークショーに北米での実証試験を予定する『i MiEV』出展
2008/03/20

三菱自動車は、3月19日(水)より(一般公開は21日(金)から)米国ニューヨークのジェイコブ・K・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催されたニューヨーク国際自動車ショー(New York International Automobile Show)に、今秋より北米の電力会社と実証試験を開始する予定の新世代電気自動車『i MiEV』を出品した。また、この『i MiEV』をベースに、環境性能と電気モーター特有の高い動力性能を併せ持ち、より W走りW のイメージを高めた電気自動車のコンセプトカー『i MiEV SPORT(アイ ミーブ スポーツ)』や、2009年より欧州市場から順次実用化を予定している新開発「クリーンディーゼルエンジン」を搭載したコンパクトSUVのコンセプトカー『MITSUBISHI Concept-cX』のほか、三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」など、同社の環境対応技術を数多く出展した。


新世代電気自動車『i MiEV』は、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、高性能リチウムイオン電池と小型・軽量モーターを搭載し、実際の運転環境における総合的な性能や市場での受容性を確認するため、2006年10月より三菱自動車が日本の複数の電力会社と実証走行試験を開始している。この日本での試験に続き、本年秋より北米でも複数の電力会社と実証走行試験を開始する計画であり、電気自動車の早期実用化、グローバル展開を着実に進めている。

『i MiEV SPORT』は、モーター駆動による車両運動統合制御システムS-AWC(Super All Wheel Control)を構成することで、環境性能と走行性能を高いレベルで両立している。また、補助発電装置として、ルーフに設置した太陽光発電やフロントグリル内部に設けた走行風を利用した電力発電用ファン、さらに、充電時の配線を不要とする無線充電システムなどを搭載している。

『MITSUBISHI Concept-cX』は、新開発1.8LクリーンディーゼルエンジンとTwin Clutch SSTを組み合わせ、高い走行性能と環境性能を実現。さらに、上下開閉式テールゲートを採用することで、実用性を高めるなど、街乗りで使われることを想定したコンパクトSUVのコンセプトカーである。

以上、プレスリリースより抜粋
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