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カイエンへのハイブリッドエンジン搭載を計画 - ポルシェAG
2005/09/19

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は、フランクフルトモーターショーにて開催されたプレスカンファレンスにおいて、2010年までにカイエンに第4のモデルとして、パワーユニットにフォルクスワーゲングループと共同開発するハイブリッドエンジン搭載モデルを導入すると発表いたしました。

この新しいカイエン4番目のモデルには、環境に配慮したフルハイブリッドシステムをベースにしたエンジンが搭載される予定です。フルハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンと電気モーターによって駆動するシステムで、それぞれが独立して作動するほか、双方が同時にパワーを発揮することが可能です。この2種類のパワーユニットの間にはセカンドクラッチが設けられており、状況に応じて電気モーターだけが完全に独立したかたちで作動できるようになっています。またこの車両に採用されるパワーエレクトロニクスはスロットルの開度を監視し、車両後部のバッテリーが供給する電気エネルギーのレベルを決定して必要な駆動力を発生させます。セカンドクラッチがつながった場合、ガソリンエンジンと電気モーターはそれぞれの駆動力をトランスミッションに伝達させることが可能です。なお使用可能な電気エネルギーをすべて消費した時点で電気モーターは自動的に停止し、車両はガソリンエンジンのみで駆動されるようになります。

こうした3通りの運転モードを用意することにより、停止状態からの緩やかな加速やパーキング時の操作だけでなく、住宅街における30km/h以下での走行でも、電気モーターのみを使用した運転が可能です。電気モーターを採用する利点としては、新たな制動効果をもたらすほか、ブレーキの際に発生した電気エネルギーをバッテリーに蓄え、次回電気モーターで駆動する際にそのエネルギーを使用することがあげられます。

ポルシェが選択したハイブリッドコンセプトは、モーター駆動時における燃料消費の削減とゼロエミッション、そしてポルシェ特有のパフォーマンスとドライビングダイナミクスを両立させるものです。電気モーターの使用により、燃料消費量は約15%削減されます。そしてこの燃料消費量の削減こそが、ハイブリッドカイエンの導入を決意した重要な要素といえます。


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