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プジョー1007は濃いか薄いか
個人的に待ちに待ったラテン系両側電動スライドドア車両、1007が登場2006/03/13


試乗
試乗は1007 1.4(クリックで拡大)試乗に用意されたのは1.4。カラーはセリアンス・グレー。内装のカメレオ部分が落ち着いた色彩を見せる。乗り込むと見た目よりかなりアップライトなポジションで位置を決めにくい。前寄りに座るボクは、前端でシート位置を固定した。変わったクルマだけに、出発前に簡単にブリーフィング頂いた。「オートモードでもギアチェンジできます。」 ・・・え?それはティプトロニックのような感じなのでしょうかと尋ねると長話になりそうなので、とりあえず転がしてみることにした。少しアクセルペダルを踏む。半クラミートうまいっすねーだんな。だんななどいないが。いつも元気に走るボクも、何か勝手が違いおそるおそるの出発。走行中はAUTOモードでも何速に入っているかわかる。ギアチェンジの瞬間、抵抗を受けて減速するのがわかる。1.4の73馬力に対して1.6はDOHCの108馬力。1.6ではギアチェンジの瞬間がより明確に体感されてしまうらしい。乗り心地は悪くない。それはEセグメントのクルマたちに比べて。操舵感も別にフロントヘビーという感覚はなく自然。ただし、交差点で減速した後の加速は、2速での加速になるためすこしボディの重さを感じる。ちょっとやそっとではキックダウンしないセッティングも起因している。

しかしある程度の速度になると、そこはさすがに欧州車。快適である。アイポイントと車体振動の関係からかスピード感に乏しく、気がつくと制限速度40km/hの通りを70km/hで走っていた。下り坂の通りだったのも原因だろうが、スピードメーターは厳に確認しましょう。交差点でAUTOモードのままマイナスパドルを引くと、ブリッパーが美しく回転をあわせる。スポーツカーのメカニズムを1.4Lのクルマに与えたことの罪深さよ・・・。官能的なサウンドをこのクルマに与えんことを!まあそういうクルマではないにも関わらず、かなり本格的な制御が実現されている。AUTOモードを切り、自分のタイミングでシフトアップすると、助手席にもわかる快適なギアチェンジが実現できるが、シフトアップタイミングが理解できればAUTOモードでもスムーズにシフトアップできた。もう少しいろいろと観察したかったのだが、もうそこはゴール。あきらめて(笑)ゴールインした。

と、ここでひとつ忘れていた。このクルマ、バックはどうだろう?すこし意地悪だが、坂道後退発進を試みた。ブレーキペダルから足を離し、アクセルペダルを踏むという流れの中で、クルマ自体はユサッとこない。坂道用のアシスト機能があるのだろうか。アクセルペダルはやはり少しだけ踏む。微妙な後退になる。半クラミートうまいっすねーだんな。いや、エンジン低回転で半クラ使ってゆっくり下がるのは難しいんですよ。機械のほうが人間よりうまくできる領域は、まだまだあるのかもしれない。

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