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「ボクとスカイラインの間柄」とV36
元スカイラインオーナーとして言わせていただきますよ。 | 2006/12/17 |
■はじめに
ボクが最初に買ったクルマはR30ターボ。町田のゴミばかり並べているような中古屋で買った。実家に430ターボSGL-E(5MT)があり、納車の帰り道の坂を登るときのブーストの掛かり具合に「おーこれこれ、買ってよかった」と喜んだものだ。
DR顔だがHR。フロントセクションをぶつけたときに、より男らしい顔に替えた。しかし、この廃車にする前の写真を撮るまで、合計4回ぶつけている。焚きつけられて女性2名を同乗させ、ちょい濡れの奥多摩でまっすぐいっちゃったこともある(そういう意味ではなくて)。でもこのクルマが好きで、結局レンタカーを借りて江戸川の解体所からパーツを買い叩いて直した。この顔は、最低限直した程度だが、車検は通っている。烏山のプリンスで30万円くらい掛けて通した。狭山だかの工場に入れられたそうだ(笑)。
当時バンド活動もしていたため潤沢な予算はなかったが、走りに関係ある部分はちょっとだけお金をつぎ込んだ。イタボラのステアリングホイール(中古)。ストラットタワーバー。グランプリM3。シュロスの4点。そして燃費向上に欠かせない連成計(負圧とブースト圧がわかる)。車検を通した直後にタービンがブローし、直した工場がヘタクソで余計状態が悪化。河原の置石を踏み越えてサイドシルを打ち付けたそのとき、「もうやめよう」と思った(笑)。
スカイラインは好きだった。そもそもおじさんが、いわゆる箱スカで幼稚園児のボクに150km/h体験をさせたのもきっかけかもしれないが、時代時代でGTにふさわしいあり方をしていたクルマだったと思う。「もうやめよう」と思って飛び込んだ成城プリンスの中古屋で、5MTのR31、しかも4ドアハードトップを見つけ、契約書にサインをした。またスカイラインを買った。
あの頃からもう20年くらい経った今、スカイラインがどうなっているのか。軸はぶれていないか。検証しようと思う。
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