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「ボクとスカイラインの間柄」とV36
元スカイラインオーナーとして言わせていただきますよ。 | 2006/12/17 |
■あまり「スカイライン」では重要ではないユーティリティーなど
パドルシフトは今回の試乗では利用しなかったが、思ったことを。マグネシウム素材のしなりのなさは素晴らしいものの、手のあたる部分に貼り付けた革がはがれやすそうだった。日産ってこういうの弱いと思います。クリック感は節度があり不満なし。オンボード表示の切り替えがメータークラスター縁にあるのは、しっかり押せてとてもいい。ドイツ系にありがちなウィンカーレバー先端では、間違えてウィンカーが出ないよう気遣う必要があり、ちょっとしたストレスになる。ナビゲーションシステムとオンボード表示の連携はなくなった(V35比)。あまり困らないが、一覧表示されたりグラフィカルに表示されたりすると、付加価値的な喜びも増す。ナビにはCDを録音する機能があり、なんと曲名を自動的に表示するが、古すぎる曲や新しすぎる曲、マニアックな曲は現れない。スカイラインのオーナーはマニアックなんじゃないだろうか(笑)。
■内装
内装のフィニッシャー(トリムパネル)は本アルミか本木目。「ビュバンガ」材とされるこの素材、タイコを叩く僕の知る「ブビンガ」であるとすれば、高級な素材です。アルミのほうはエレベーターの装飾パネルのような模様で、できればより高級な本木目か、いっそ塗装屋に持っていってピアノブラックにしたいと思ったりと、やや中途半端な印象を受けた。シートはPのつくモデル以外は合皮(ネオソフィール)+ジャッカード織物。リアに着座しシートベルトをせずにセールス氏に運転してもらったところ、ズサーっとすべりまくったので、どのシートに座ってもシートベルトは装着しましょう。
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