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Zとフーガ450GTの男らしさ対決
日本車の中では骨太と思われる2台の男度を比較する。 | 2006/07/27 |
■はじめに
フェアレディZとフーガ。この2台はもしかすると、皆さん日産リバイバルプランに翻弄された2台と考えるかもしれない。2000年8月に先代が生産中止になったものの、その後数回のプロトタイプ発表を経て、国内では2002年7月から発売を開始した現行フェアレディZ。そして、歴史あるグロリア、セドリックの名を廃して誕生したフーガ。しかし、たいていの日産車は皆それなりにダメージ(?)を負っている。タイヤメーカーで世界の名車を乗り尽くした社長の判断を信じて、いや、期待して皆が着いてきた。そして日産は再生を果たした。世界のクルマを知っているという点においてのグローバルな視点、そしてスクラップアンドビルドの発想がなければここまで到達するのは困難だったに違いない。
フェアレディZ、フーガ。ボクにとってはどちらも試乗したことのあるクルマ。過去のパワーウォーズ時代に、短期間でどんどんパワーアップしたスカイラインを非難する声があったが、時代もずいぶんと変わり、クルマ好きほどモデルイヤーという考え方を理解し、同意も得られている。そんな時代に日産はモデルイヤー的な改良を施してきたのは知っている。あのときからこの2台がどう変わったのか、感じてみようと思う。
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