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近場にある岡本太郎と日本の古民家
| 出掛ける場所を提案する、港北NTオートのドライブレポート第二弾 | 2006/07/01 |
■日本民家園
日本民家園は日本でも有数の古民家を集めた場所で、大きく5つのテーマに分けて古民家を展示している。公式には25ある古民家のうち、18が国や県から重要文化財に指定されているものだ。中には世界遺産でもある白川郷にあった建物もあり、そこでは食事もできる。日本の文化や風俗、気候に即した設計や工夫は、その当時を想う能力がある者には興味深い内容である。休日にはボランティアの皆さんが、主な建物で当時の環境を再現しながら、建物の使われ方や当時の暮らしを解説している。
この場所は、温故知新の精神がなければ楽しめないかもしれない。しかし、人はより上のステージに上がるとき、いつしか世界に触れることになり、その付き合いの中でもOFFのときに自国文化を語れないようでは「レベルの低い人間」と思われてしまう。日本のような歴史ある国の人間だとあればなおさらその傾向は強まるだろう。今の基準で量れば資源が豊かであったとは言いがたい昔の日本だが、工夫することによって問題を乗り越え、精神的には豊かな日々を過ごしていたことが確認できるのが、この日本民家園である。ここでは一度もこの場所を訪れたことのない人に向けて、要点を絞って案内しようと思う。
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