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近場にある岡本太郎と日本の古民家
出掛ける場所を提案する、港北NTオートのドライブレポート第二弾 | 2006/07/01 |
■日本民家園 - その他ポイント
日本民家園には5つのテーマがあり、「宿場」と「信越の村」について説明した。残る「関東の村」、「神奈川の村」そして「東北の村」については是非ご自分の五感で確かめて欲しい。匂いすらなにか郷愁をそそられるものがあった。ただし、テーマに当てはまらない建物もある。例えばこの「沖永良部の高倉」。19世紀後期の建造物だが、そのプロポーションやねずみ返しの存在など、遠く昔の高床式倉庫とのつながりを思わせる。そうすると沖永良部にはその当時まだ古代語が残っていたのではないだろうかと、事実とは無関係に想いを巡らせると、ちょっとしたタイムスリップ気分を味わえる。
教育委員会関連の施設ということもあってか、子供のためにスタンプラリーが実施されている。正門近くの場所と各村に設置されるスタンプラリーボックスでスタンプを押し、正門または奥の門で集めた6つのスタンプを見せれば認定スタンプが押される。大人としては、だからなんだという気持ちになるが、子供が達成感を得るには適切な規模の遊びになっている。
喫煙できる場所、自動販売機で清涼飲料を購入できる場所、子供のおむつ交換ができる場所は3箇所にまとまっている。正門付近、そば処付近、そして奥の門。ベビーカートの押せる範囲は、ところどころ難所はあるがほぼ全体にわたると考えていいと思う。ただし「船越の舞台」という建物のある場所へ向かうには階段のみ利用可能であるため、乳幼児連れの場合は抱いて上がるか訪問を見送ることになる。
入園時間はこの時期なら9:30〜4:30。休園は岡本太郎美術館と同じく基本的に月曜日。入園料も一般500円、高校・大学生300円で、中学生以下と65歳以上は無料。基本的には正門の本館展示室で基礎知識をつけてから回ったほうがよいと思われるため、正門から入るのがベストな選択でしょう。
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