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2007 東京モーターショー開始
■中央ホール - メルセデス・ベンツ/AMG
事業的に見てAMGはメルセデス・ベンツの一部門なわけだが、展示状態においてもメルセデス・ベンツブースの中にあったので一括りとした。
- C 63 AMG
まずは24日に日本発表のC 63 AMG。最近の製品は上品過ぎて顧客がBRABUSに流れていると噂されていたAMGだが、最近のAMGはワイルド。このCクラスもDTMイメージなエアロキットが高いクオリティーで装着されている。ボンネットには細長いパワーバルジが追加されている。457馬力で600Nm。0-100km/h加速は4.5秒。7Gトロニックにはシフトダウンブリッパーが追加されている。
内装については、個人的な好みでは先代の内装のほうが好みだ。メカメカしさがかなり薄れてしまった気がする。機能的には新しいほうが勝っていることと思うが、この価格帯はそれだけではないわけで。価格は消費税込みで一千万円ちょい。先代や他車との比較、大排気量AMGエンジン搭載などから考えれば納得の価格である気はする。
- F 700
このクルマ、すごいんです。何がすごいかと言うと、スタイリングなんかどうでもいいんです。エンジンがすごい。ディーゼルエンジンだが燃料はレギュラーガソリン。スパークプラグを使わずに電子制御で燃料の自己着火タイミングをコントロールする。そうするとNoxの排出量が減らせるらしいわけですが、圧縮比も高まっているはずで、そうすると爆発から軸出力への変換効率が上がるわけです。
で、見た目に2tを大きく超えそうなクルマであっても1.8L 4気筒 2ステージターボエンジンは238馬力と400Nmを出力し、結果0-100km/hを7.5秒で駆け抜けると。これは3.5Lから4.0Lの自然吸気ガソリンエンジンに匹敵するわけです。VWがTSI技術を開発していたが、もう一回り上のランクの開発を行っていた。こういう技術、大好きです(笑)。他にも細かい機構をエンジンに載せていたが、細かいので割愛。とにかく、早く出てきて欲しいエンジン。出たらそのクルマ買う!(笑)
内装はこんなテイスト。リアシートが進行方向とは逆に向いているが、どうやら座面を回転させているのではなく、シーソーのように座面と背もたれとの関係を入れ替えて後ろ向きにしているようだ。アイデアとしてはいいと思うが、運用上は微妙だ。
- その他
ここも占有面積が広かった。GLクラスも用意するなど、ほとんどのラインナップを確認できるだろう。
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