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 第39回東京モーターショー2005本番
■西ホール - シトロエン   シトロエンSMの威厳を復活させたC6。フランス国内のヒエラルキーではトップエンドに位置するエグゼクティブサルーンで、その設計思想は「車輪のついたラウンジ」。しかし、ショーファードリブンタイプのクルマではなく、ドライバーの負担を軽減するための機構は積極的に取り入れられている。ヘッドアップディスプレイ、車線逸脱警告システム、キセノン・ディレクショナルヘッドライト、電子制御スプリング&ダンパーサスペンション、電子式パーキングブレーキなど、先進性を示すキーワードはたっぷり盛り込まれている。おそらく日本に導入されるのは、ガソリン3L V6の215馬力エンジンに6ATの組み合わせ。たっぷりとしたホイールベースのこのクルマを転がせる人生も、なかなかのものではないだろうか。 シトロエンC3、とりわけC3プルリエルは、スペック云々で買う車ではないというところで意見は皆さんと一致していると思っているが、このクルマのキラーギミックとなる変身機構は、どうやらカジュアルに扱えるものではないらしい。リアウィンドウやルーフの格納は、まあよしとしよう。問題はルーフとドアウィンドウを支える脱着可能な構造体。こいつの重さは13kgに達し、どう考えても腕の細さを競うようなレイヤーのご婦人たちに扱えるシロモノではない。残念ながら、個人的に期待していたCスポーツラウンジは不在だったが、他にも本国では販売中で、日本未導入なクルマたちがあなたを待っている。精悍すぎる顔立ちの白人コンパニオンに気後れすることなく会ってあげてほしい。 参考画像：
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