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第39回東京モーターショー2005本番
いよいよ東京モーターショーが始まった。 | 2005/10/20 |
■東ホール - ロールスロイス
ガソリン、高くなったなあ・・・。ロールスロイス(発音記号的にはロウルズロイス)ファントムエクステンディッドホイールベースは、まず真っ先に中東にてデリバリー開始。高くなったガソリンの差益が、高級車をさらに高級にした。12月には日本にもやってくる。そしてそれもあってか、「ディビジョン」と呼ばれるコンパートメント(仕切り)付きの車両は、この東京モーターショーで初披露となる。この面構え、パルテノンは住民票を移せそうなほど大きい。その大きさを絵にしたくなり、青い目のスタッフにタバコの箱を置かせてもらえないか頼んでみたが、やんわりと断られた。しかし、そのアクセントはクイーンズイングリッシュではなかった。なんとなく負けた気はしなかったw
その代わりというわけでもないだろうが、内装の写真はOK。ただしカメラをぶつけないようにと。ぶつけたことありませんよ、ええ。普段は指輪もはずします。小さなことで責任を負いたくもなく、ドアは開けていただいた。ご覧下さい。この内装は一例。日本の顧客は「ビスポーク」と呼ばれるカスタマイズプログラムを利用しており、内装は固定されていないようだ。日本はロールスロイスにとって重要な市場であると言い切る。吊るしで4,800万円に上乗せ500万円、税込みで5,500万円を超える、それがこのファントムの仕様だ。
250mm伸ばされたホイールベースに伴う重量増は、当初よりロングホイールベース版も視野に入れ設計されたこともあり、75kgと驚くほど小さい。アルミニアムのボディが効いている。ただし、伸ばされた250mmは、多様なカスタマイズプログラムを飲み込むため、納車時の重量はその程度の増加でとどまりそうにない。六本木ヒルズの駐車場には、頚椎が折れそうなほど首を傾げたくなるファントムが月極め契約で駐車されているが、そういうセンスも飲み込むのがロールスロイスの、グッドウッド工場のバイタリティーなのだろう。
参考画像:
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