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 第39回東京モーターショー2005本番
■西ホール - マツダ   大人のための4シーターロータリースポーツ。これを具現化したのが「先駆」である。造形的には先のフランクフルトショーにて公開された「颯爽」の方向性で、あちらはFF、こちらはFRでという駆動形式の見えるスタイリングになっている。動力源は直噴RE（13B-DI）＋モーターのハイブリッドを想定しており、モーターはトランスミッション中に組み込まれている。トランスミッション自体は乾式ツインクラッチを持つ7速AT。夢のありすぎる話である。「先駆」の技術の一部が、5年以内に市販車に採用される可能性はまったくないだろう。 こちらはずいぶんと現実的な形を示すMXクロスポルト。しかしやはり走らない。ネット上でマツダファンならずとも期待したこの造形は、クロスオーバータイプの新型モデルMazda CX-7として生まれ変わり、2006年には北米に導入される。インターフェイスのスタディモデルとして、インフォメーションディスプレイや格納式ATセレクタなどいくつかの実験が取り入れられている。実験の内容は、現時点でコスト的にこなれるとは言いがたい。外観はともかく内装はオーソドックスになると見ておいたほうがいいだろう。少しでも先進メカが搭載されたときに得した気分になれる。 レポーターはクルマの将来を案じている。将来、もしも内燃機関がまくなってしまったら、蒸気、いや空気でもかまわないから、機関が呼吸する音を聞きたいものだと思う。日本ではマツダが「zoom-zoom」を旗印に未来の内燃機関に取り組んでいる。日野なども取り組んでいるが、トラック用として区別しておく。なお、動く様子を取材してあり、野外会場編にて報告することとする。参考画像：
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