|
|
第39回東京モーターショー2005本番
いよいよ東京モーターショーが始まった。 | 2005/10/20 |
■西ホール - 日産
プロトタイプGT-Rの登場は、東京モーターショーとしては2度目。2001年に登場し、2003年には登場時期のアナウンスがあり、そして今回、「市販モデルに近いエクステリアデザイン」を謳い現れた。基本的な姿は変わっておらず、アウディに先駆けて顔のど真ん中に大きく開かれたラジエータグリルもそのまま。究極のドライビングプレジャーを実現すべく開発されているが、肝心のインターフェイス部分がまだ公開できるレベルに至っていないようだ。
もう日産のCIバッジも含めると、数え切れないほどの丸が並ぶ後姿。左右に振り分けた4本だしのマフラーエンドが、排気排出量の増加を予感させる。この画像ではわかりにくいのだが、Cピラー部分によしあし判断不能なキャラクタラインが与えられており、この部分は確実にプロダクションモデルに引き継がれることだろう。アンダーボディーからはメカニズムを確認できなかった。
家族への配慮と自分らしい生活スタイルを両立させる提案がこのアメニオ。エルグランドをモダンリビングコンセプトで作り直したようなクルマだ。全長4,900mm、全幅1,900mm、全高1,830mmと、エルグランド比でわずかずつ広く低く、ホイールベースは150mmも延長されている。エルグランドのネクストと捉えて間違いないと思うが、ダイナミクスを予想できる情報は何もない。世界を見回せば、コンフォートとスポーツの両立にエアサスなどの可変サスペンションは必須だ。このクルマもそんな世界基準で考えていいクラスのクルマではないだろうか。
フォーリアはFR。ばかばかしいほど伸ばされたホイールベースは、FFでは実現できない。画像は運転席だが、かつてヘッドアップディスプレイを装備した"ART FORCE"の後継として、やっと引け目を感じずにすむ発想のクルマになったと思う。いや、当然これはシルビアだろう。このクルマも詳細なスペックは明らかになっていない。S13シルビアが中古で走り屋にバカウケしたために、後のシルビアがエレガントさや大人っぽさを重視しなくなったが、今回のスタイリングは大人のためのものと言って間違いない。内装提案も含めて、ぜひこのままの感じで実現してほしい。エンジンはSOHC4気筒の1.9Lでもいいのだから。
その他見ものとして、あのピボやアディダス仕様のノートがあった。ピボは人寄せパンだとして時間を限って公開され、ノートはブースのアップスティアーズにある。どちらもご注意を。
参考画像:
取材記事一覧へ
|
|
|