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第39回東京モーターショー2005本番
いよいよ東京モーターショーが始まった。 | 2005/10/20 |
■東ホール - スバル
スバルはGMの前にブースがある。お互いに複雑な心境だろう。細かいことを言えばフィアットもGMの隣にあるが、スバルに比べればいろいろと時が解決していることだろう。トヨタのホールは隣のホール。スバルを男と想定すると、前の女が決して業績のよくない仕事を淡々とこなしているのを眺めながら、通産官僚から政治家に転身したような華々しい状況にある新しい女が隣の部屋で何をしているのか気になって仕方がない。そんなところか。このB5-TPHはなんだか長ったらしい名前のパワーユニットを搭載するが、要はGM方式の、エンジンとトルコンの間にモーターを挟んだハイブリッドですよ。どうせ新しい女が「この株もうかるわよ」とか何とかいって、遊星ギヤ方式に変えるはず。無駄無駄。スタイリングについて語らないのはなぜか。そこはそれ、お察しいただきたい。
スバルブースにはもうすぐ発売の車両も展示されているし、もちろん2006年型WRCマシンも展示されている。しかし、ボクはこのB9 トライベッカを推しますよ、ええ。なぜか?それは、このクラスの3列シート車として最も後方からの衝突を考慮していると見るからだ。メルセデス・ベンツのRクラスであっても、3列目のシート裏とバックゲートの隙間があるようには見えない。しかし、このクルマには3列目シート後方に隙間があり、テールエンドがスラントした形状であることと相まって、ずいぶんと余裕を感じる。
トライベッカの由来は、ニューヨークはマンハッタン南西部にある前衛アートで盛んな地域名。スバルのコアテクノロジーである4輪駆動と水平対抗エンジンを、無理やりではなく、かといって自然にでもなく、うまいこと組み込んだ。つまり、そのコアテクノロジーを採用すべき理由が、このクルマにもちゃんとある。このクルマを買う人が、マンハッタンに思いを馳せることはないだろうが、そういうイメージに敏感な世代や消費者層を狙うには有効だろう。内装がギラギラしすぎていると思うが、馬鹿にせずに今はやりのピアノブラックでまとめれば、知性はグンと上がるだろう。今北米で生産され、北米で売られるこのクルマ。開発者の思いとしては、日本で売るぞ!というところだ。つまりまだ何も決まっていないw しかし、期待して待ってほしい一台だ。
リバイバルの軽自動車も展示しているが、いいかげんもういいだろう。
参考画像:
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