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 第39回東京モーターショー2005本番
■東ホール - ミニ   イギリス、アメリカ、ドイツそしてイタリアに次ぐ5番目の売り上げ規模を持つ日本のために用意されたのがこの「ミニコンセプト東京」。その昔、ボディ後ろ半分を木枠で飾ったミニがあったが、その現代的解釈らしい。基本的にフランクフルトショーで公開されたミニコンセプトに見えるが、その収納などに変化がある。ルーフ後端にはテーブルと2脚のイスが収納され、BCピラー間のウィンドウはティーセットの収納に置き換えられた。そしてピクニックやクリケット後の癒しにそれらが活躍すると想定している。 初代へのオマージュを欠かさないミニの開発スタッフは、衝突安全性を求めれば長くならざるを得ないFFパワートレインのこのクルマの鼻先を、見事な短さに収めた。いや、このクルマはパワートレインまではデザインされていないのだろうか。ドアはヒンジがパラレルリンクになり仮想支点を遠ざけたことで、これまでよりもボディに対して並行気味に開く。かつてソアラが通った道で、その機構の安定性に問題があるのではと疑るが、ミニの本籍はファッション。その楽しみを裏から支えるのがメカニズム。BMWのオーナーよりも故障には寛容なオーナーがそろっているのも、ミニならではだ。気に入って乗っているオーナーが多いと思われる。それにしてもモデルチェンジするにはいささか早すぎる気もする。ネクストのヒントと受け止めるのが妥当だろう。http://www.mini.jp/での東京モーターショーコンテンツも非常に面白い。是非ご覧あれ。 参考画像：
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